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スクイッド荘の殺人

スクイッド荘の殺人

スクイッド荘の殺人

作家
東川篤哉
出版社
光文社
発売日
2022-04-19
ISBN
9784334914592
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スクイッド荘の殺人 / 感想・レビュー

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aquamarine

シリーズ13年ぶりの長編。ボディガードを頼まれ、スクイッド荘を訪問した鵜飼探偵と流平。雪のためクローズドサークルとなってしまったそこで殺人が起こる。一方で現地に行けない砂川警部たちは20年前に起きたバラバラ死体事件の回想をし…。何度も起きるドタバタ劇はこのシリーズの味だが、久しぶりの長編で油断した!終盤の凄い勢いの収束はそのドタバタに大量の伏線が仕込まれていたことに気づかされる。ずるいといえばずるいのだが、なんとも味のある三つのエピローグが小憎らしく美しく大満足。次は探偵の推理がピリッと効く短編集を是非。

2022/05/25

ドタバタしたユーモアミステリー。ゆる〜い感じが魅力。堪能しました

2022/07/08

猿吉君

烏賊川市9作目、久々の長編にワクワクしました。①あくまでもイカにこだわるその姿勢、好きです(笑)②砂川・志木コンビも活躍、ファンには嬉しい。③容疑者側の3兄弟の区別がよく判らなくなり、ちょっと混乱しました。④トリックについては言えばそんなにダイナミックな印象は無かったです。⑤いつもとは違う終わり方、たまにはこういうのもアリか。点数75/100→過去の長編と比較すると若干のパワー不足は感じるものの、水準以上のクオリティ、出来れば長編でいつまでも続けて欲しいシリーズです。

2022/12/12

yukision

初めて読んだ(と思う)シリーズだが,関係性はすぐに掴め,スルスル読めた。探偵コンビと刑事コンビがそれぞれの場所で一つの事件を追うが,全編コメディタッチで映像が浮かぶようだった。ずっとふざけているようでいて,きちんと伏線回収もされ,ミステリーとしても楽しめた。

2022/11/14

オーウェン

13年ぶりに帰ってきた烏賊川シリーズ。 どうやらこのシリーズは年を取らないらしく、鵜飼と戸村の関係も変わらずに探偵業を細々と続けている。 ボディガードとして離れにあるスクイッド壮に向かうが、雪によって出ることの不可能な状態に。 古典ミステリの様な設定ながらも、ユーモア溢れる会話は変わらず。 鵜飼はボケまくるし、戸村は不運に巻き込まれる。 刑事コンビもボケまくる。 20年前の事件が本編に絡んでくるのだが、その言い方は予想しなかった領域。 唯一の残念は朱美が一切関わらなかったことか。

2022/10/05

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