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永遠の途中

永遠の途中

永遠の途中

作家
唯川恵
出版社
光文社
発売日
2003-05-21
ISBN
9784334923945
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永遠の途中 / 感想・レビュー

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choco

結論。世の中のすべてのことは大概ふたつに分けられない。同期の二人の女性の半生を綴るこの本には、女性ならではの視点が盛りだくさん。きっと女性なら、一度は感じた事があるだろう後悔や嫉妬。もし、、違う人生だったなら、、という仮定。自分が定年したら、60歳になったらどうなってるんだろ。後悔しない人生でありたいな。人生一度で充分!と言えるぐらいに。

2016/04/26

もぺっと

独身のキャリアウーマン乃梨子と、専業主婦の薫。対照的な生き方をした、ふたりの女性の20代から60代の物語。隣の芝生は青いではないが、自分にないものを妬む気持ちはよくわかる。自分が持っているものよりも、ないものの価値が優って見えるんだよね。でも選んだのは自分。その結果が今の自分。そういうことを自覚しながら読んだ。当初は同じ会社に勤める同僚。ちょっとの行動の違いで、その後の人生が大きく変わるもんだね。よくありがちな設定で目新しさはそうないが、女性の生き方を考えさせられる、興味深い本だった。

2016/02/21

ちゃさち

結婚した女としなかった女。この2人の生き方がとてもおもしろかった。結婚した女はしなかった女が好きな男と結婚したが、夫となった男は最初は魅力的に見えたが浮気もするし役員にもなれなかった普通の男だった。そんな理想の通りになるわけない。いろいろあり共感させられておもしろかったです。自分ではない人の生活は確かに幸せに見える。

2017/03/09

りえこ

主婦の薫と独身の乃梨子の27~60歳までの物語。もし自分があちらの人生だったら…と、妬んだり羨んだりする二人。自分の生き方に自信を持つって、なかなか難しい。私はそんな時、思い出す歌詞がある。「誰のマネもすんな、君は君でいい。生きるためのレシピなんてない。」

2016/05/31

ゆう☆TA

【図書館本】キャリアウーマンの乃梨子と専業主婦になった薫の正反対な人生を送る2人の(27.30.33.39.42.47.52.60歳)の物語✩思う所がいっぱいあった。正直どっちの思いもわかり一気読み。人はないものねだり。自分にないものを持っている人は眩しくみえる。自分で選んだはずなのに選ばなかった方ばかりを考える。ayuの歌詞にもそうゆうのあったなぁ。永遠の途中…その通りだと思う。平均寿命で考えればまだまだ先がある。その途中。どう転ぶかわからない。自分が同じ年齢になったその時その時、再読してみたい。

2016/09/25

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