暴走する検察 歪んだ正義と日本の劣化~マル激トーク・オン・ディマンドvol.12 (激トーク・オン・ディマンド vol. 12)
暴走する検察 歪んだ正義と日本の劣化~マル激トーク・オン・ディマンドvol.12 (激トーク・オン・ディマンド vol. 12)
- 作家
- 出版社
- 光文社
- 発売日
- 2020-07-17
- ISBN
- 9784334951870
ジャンル
暴走する検察 歪んだ正義と日本の劣化~マル激トーク・オン・ディマンドvol.12 (激トーク・オン・ディマンド vol. 12) / 感想・レビュー
だいだい(橙)
「疑わしきは罰せず」が司法の原則なのに「疑わしきは罰する」になっている日本の司法に対して、カレー事件や痴漢冤罪を含む実例を取り上げて、関係者を呼んで対談する、という形式はいいと思った。しかし、宮台さんの好き嫌いが出すぎていて、食傷気味になるところも。この「アベガー」色が好き、という読者もいるだろうが「疑わしきは罰せず」の原則を適用するなら「犯罪者安倍」と言っちゃだめだと思うけど。この矛盾っぷりが宮台氏が一流になれない理由なのかも・・・テーマはいいのに。
2022/08/19
よおこ
検察が酷いのは知ってたけど、ここまでやばいのはびっくり。無罪である人間が、拷問まがいの長い勾留の末、きっと偉い裁判官だったら正当に裁いて無罪判決を出してくれるだろうと甘い信頼を寄せて、つい間違った自白をしてしまったら大変なことになる。 でも宮台さんの、進学校に上がって東大入るような同級生に組織に反して正義を貫徹するような人間がいたかという問いかけに、なんか納得。たしかに模試の偏差値ばかり気にして、誰々に勝った負けたみたいな会話しかしてなかったな…。
2021/12/05
おやぶたんぐ
時事ネタをたたき台として、司法の問題に関するトークが展開される。構成上、内容が整理されておらず、本書で各問題の内容を一通り把握するというのは厳しいか。とりあえず、興味がある部分だけ読んでみるというのも手。
2021/02/16
キミ兄
宮台真司の物言いにはちょっとうんざりするが、推定無罪の由来、抵抗権など勉強になる本だった。自分がもし犯罪に巻き込まれたらと思うとゾッとする。「それでも僕はやってない」の解説も面白い。☆☆☆☆☆。
2020/12/19
matsu
ル激トーク・オン・ディマンドの書籍化。結構古い話も収録されている。最初のカルロスゴーンの話は非常に面白かった。こういうのは年代順に並べてくれた方が良い気がするのだが。。
2020/12/10
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