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京味物語

京味物語

京味物語

作家
野地秩嘉
出版社
光文社
発売日
2021-07-27
ISBN
9784334952570
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京味物語 / 感想・レビュー

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Ayako

京橋にあった京料理の名店「京味」。本書は、主人・西健一郎氏のエピソードや残した言葉を綴ったノンフィクションである。単に高価な食材を使った料理ではなく、その時に客の心身が必要としている食事を提供できるのが、本当の一流料理人の仕事だと感じた。基本的に人は、食事からしか栄養素を体に取り込めないのだから。「京味」の料理を味わってみたかった。

2021/09/13

Go Extreme

暑い日に生まれた人 西健一郎の天才 春の思い出―子どものころ 高度成長の夏―修行時代 初秋―東京の味 音松に導かれて―秋のおいしい味 京味の章―冬から新年、春へ 円熟の味―料理人の魂 京味のいちばん長い日―新年のおせち作り 料理の本道を往く―おいしいもんと珍しいもんは違う みんな家族―西健一郎の遺した言葉 おいしさに出る涙

2021/08/31

spike

名料理人へのオマージュ。食にはそれなりに関心はあるけれど、どれだけちゃんと味わっているのか、きちんとした食べ方をしてるのか自分ではわからない、そんな自分でもこの方の料理を、きちんと背筋を伸ばして味わってみたかった。そんな気持ちでいっぱいにさせてくれる。あまり難しく考えるものではないと思うけれど、この本を読むと「この店には何を楽しみに行くのか」をきちんと意識すべきで、そうした方がさらに楽しむことができるのかな、と考えさせられた。

2021/10/17

Yoshiko

我が家のお雑煮が、白味噌、小芋、雑煮大根、餅と白一色なのが不思議だったが、京味の雑煮も同じだったこと、大発見しました。

2022/07/04

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