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少女領域

少女領域

少女領域

作家
高原英理
出版社
国書刊行会
発売日
1999-11-01
ISBN
9784336041944
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少女領域 / 感想・レビュー

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りりす

『ゴシックハート』と『ゴシックスピリット』が「素敵」だったので、絶対に「素敵」だろうと思って読んだらやっぱり「素敵」だった。少女という、女であり子供であるという二重の意味での弱者、消費・搾取される対象として認知されがちな存在の個の自意識を論じる。若年の女という意味の少女より、『少女型意識』に重点を置く。『少女型意識』を持つことに年齢・性別は問わない(ただし男性主体的社会のアンチテーゼの意識なので、女性に目覚めやすい)。私の好きな穂村弘も嶽本野ばらも少女型意識を持っている(はず)。両者女性のファンが多い。

2017/03/03

ひろ@ネコとお茶愛

興味からこういう本を読んでも内容に対する具体的な感想はうまくまとめられないんですが(ダメじゃん)、私の中を新たな視線・切り口・考え方がゆっくり歩いて通り過ぎて行ったんだなと思います。少し足跡でもついててくれたら儲け。時間がかかった分、齧りついて面白く読みました。タイトルから想像したような”少女”はいなくて、逆にかっこよくて素敵だった。人間同士、個人と個人が愛し合うってどうゆうことなんでしょうね。ジェンダー論でもある。

2015/05/14

海野藻屑

エゴイスティックな女は少女が嫌いだろう。なぜなら少女とは女が失った魅力があるから。

2017/04/23

茅野

「少女型意識」の文脈で「ナチュラル・ウーマン」を読むとしっくりくるものがあった。あと『山梔』は好きで『第七官界彷徨』はあまりピンとこなかった理由もわかった気がする

2019/09/06

take0

本書所収の『第七官界彷徨』論を目当てに読んだのだが、ちょっと予想とは違った。と言うか、読みながらしきりに「うーん?」と首を捻りたくなった。著者自身が後書きで記しているのだが、「私自身の規範に照らすと、これは『物語』であって『批評』ではない。(中略)むしろこれは小説を書く態度に近い」とのこと。一々鼻につく言い回しも然ることながら、本書中で取り上げられている作品について、著者が「少女型意識」と呼ぶところの主題に引き付けて語り過ぎている箇所が立ち現れる度に辟易とした。

2018/10/06

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