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ピース

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作家
ジーン・ウルフ
西崎憲
館野浩美
出版社
国書刊行会
発売日
2014-01-28
ISBN
9784336057884
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ピース / 感想・レビュー

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KAZOO

結構有名なSF&ファンタジー作家のようですが私にとっては初読です。時間と空間が入り混じっていてかなり混乱する気がしました。説明もあまりなくとりあえず読んでみましたが解説を読んで少し理解することができました。作者の「ケルベロス第5の首」というのが名著らしいので読んでみたいとは思います。その後に書かれたのがこの本らしいのですが、難しいなりに何か興味をひく感じがあるので、時間がたってから再度読んでみようと思います。

2015/06/30

藤月はな(灯れ松明の火)

正直にいうと訳が分からない物語でした。語り手は6才と言っているけど老成した大人みたい。おまけに記述では「仕事を退職」と書いており、語り手の実年齢が掴めないために登場人物との関係性に混乱することもしばしば。また、インディアンの描写が主観的に描かれているためか、かなり、不気味。そしてノイズのように入る突然の死。やがてラストで題名や時系列がごちゃごちゃに連なってきた意味が分かるものの混乱。再読必須かな。

2014/08/10

syaori

語られていたのは何だったのか。オールデンの回想?彼の見る過去の夢? 断片的に提示される過去は、ぴたりと合うものもあるのですが合わない場合のほうが多く、語られない断片を思うとぞわりとします。そもそも彼はどんな立場で語っているのか。キャシオンズヴィルの有力者一族の最後の一人として?「人類の最後の一人」として?記憶から再現した過去の部屋たちが散らばる家に物語が戻るたび、今まで会話をしていた人々はもういないのだという孤独が募るようで、ただ、その静かな悲哀を帯びた謎ばかりの物語にひどく魅かれていたのは確かなのです。

2017/06/12

かわうそ

さまざまな形で提示されるエピソードを堪能しつつ浮かび上がってくる謎や矛盾や混乱を自分なりに整理して全体像を想像するのが楽しい。恐らく確固たる正解があるわけではなく読む人の数だけ解釈があってよいのではないかと思われます。

2015/01/31

りつこ

語り手の年齢や状況も分からず現在と過去が入り乱れ物語中の物語に夢中になっていると時間軸がまた曖昧になり、これは挫折するかもしれないと思いながら我慢して読んでいると、全貌は相変わらず明らかにならないのだが、語られるエピソードが面白くて、「あれ、面白いと思いながら読んでる?」と驚き、結局のところ楽しく読み終えた。解説を読むとなるほどこれは相当な難物、いつものようにぼーっと読み進めていて理解できるような小説ではなかったのだな、と気づいたのだった。それでもとても面白かったのだから不思議。

2015/05/05

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