読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

新編・日本幻想文学集成 第9巻

新編・日本幻想文学集成 第9巻

新編・日本幻想文学集成 第9巻

作家
矢川澄子
池内紀
橋本治
須永朝彦
中島敦
神西清
石川淳
芥川龍之介
森鴎外
出版社
国書刊行会
発売日
2018-03-27
ISBN
9784336060341
amazonで購入する

新編・日本幻想文学集成 第9巻 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ぐうぐう

「鷗外の系譜」と題された『新編・日本幻想文学集成』最終巻は、中島敦、神西清、石川淳、芥川龍之介、そして森鷗外の五人の作家が収録されている。中島敦は何をおいても「山月記」が知られているが、冒頭に配置された「狐憑」からして、面白さが炸裂だ。中でも「悟浄出世」の面白さは抜きん出ている。教えを乞うために旅に出た悟浄が、多くの賢者に出会うものの、読者は結局のところ、首を傾げ続ける悟浄にこそ教わるのだ。教科書に載せるなら、「山月記」よりも「悟浄出世」のほうが生徒にとっては学ぶことが多い。(つづく)

2018/04/21

感想・レビューをもっと見る