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雨談集(澁澤龍彦 泉鏡花セレクション 4) (澁澤龍彦泉鏡花セレクション)

雨談集(澁澤龍彦 泉鏡花セレクション 4) (澁澤龍彦泉鏡花セレクション)

雨談集(澁澤龍彦 泉鏡花セレクション 4) (澁澤龍彦泉鏡花セレクション)

作家
泉鏡花
澁澤龍彦
出版社
国書刊行会
発売日
2020-09-30
ISBN
9784336065483
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雨談集(澁澤龍彦 泉鏡花セレクション 4) (澁澤龍彦泉鏡花セレクション) / 感想・レビュー

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starbro

9月の第Ⅲ巻に続いて、最終、第Ⅳ巻「雨談集」です。菊版、全四巻、2,000頁弱、完読しました。苦しいフルマラソンを完走した気分、半分も理解していないと思いますが、泉 鏡花の幻想世界を放浪しました。澁澤 龍彦と三島 由紀夫の対談もGOODでした。澁澤 龍彦の本人による書下ろしの各作品解説が実現しなかったのが、大変残念です。 https://www.kokusho.co.jp/np/result.html?ser_id=201

2020/12/06

ぐうぐう

鏡花文学の美しさは言葉にある。言葉そのものの美しさもあるが、代表作『高野聖』を読むと、言葉が流れていく、その流れの美しさに魅せられる。「殊に今朝も東雲に袂を振り切つて別れようとすると、お名残惜しや、かやうな処に恁うやつて老朽ちる身の、再びお目にはかゝられまい、いさゝ小川の水になりとも、何処ぞで白桃が流れるのを御覧になつたら、私の体が谷川に沈んで、ちぎれちぎれになつたことゝ思へ、といつて悄れながら、なほ深切に、道は唯此の谷川の流れに沿うて行きさへすれば、何れほど遠くても里に出らるゝ、(つづく)

2021/05/06

柊渚

【化鳥】川に落ちた自分を救ってくれた姉さん、大きな五色の翼をもち天上に遊んでいるという美しい姉さんは夢か現か、それとも…。 母の大きな愛に包まれながら、少年は夢と現の狭間で微睡む。二人だけの箱庭の中で。 「母様が在らっしゃるから、母様が在らっしゃったから」 最後の一文に何故だか涙が零れそうになった。 少年を包む母の愛は優しくてあたたかいけれど、痛々しくもあり、それでもやっぱり美しい。泉鏡花の母への思慕の念も感じられ、切なくとても愛おしい作品でした。ほんとに素敵。

2021/05/28

おかだん

中二病真只中の頃、鏡花をいくつか読み、怖さと美しさに酔った。澁澤御大編で、山尾氏解説。これはもうきちんと読み直すべき、と手に取った。これ程までに大変だとは!3行ごとくらいに意味の掴めない古語(近代の)があり進まない。子供の頃は分からなければ読み飛ばす乱暴さがあったからさ程苦労も無かったのだなと思う。やっと一冊読切って、絵画を凝縮し切った様な夢の世界に酔った。「風景が先に来て、人は後から」なる鏡花本人の談に納得。もう全て映像化して欲しいです。

2021/06/12

コバ

龍潭談のみ

2020/10/24

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