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GENKYO横尾忠則I A Visual Story: 原郷から幻境へ、そして現況は?

GENKYO横尾忠則I A Visual Story: 原郷から幻境へ、そして現況は?

GENKYO横尾忠則I A Visual Story: 原郷から幻境へ、そして現況は?

作家
横尾忠則
出版社
国書刊行会
発売日
2021-01-28
ISBN
9784336071002
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GENKYO横尾忠則I A Visual Story: 原郷から幻境へ、そして現況は? / 感想・レビュー

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keroppi

昨日、東京都現代美術館「横尾忠則展」に行った。展示には、ほとんど解説はなく、その軌跡をテーマごとに区切り圧倒的な作品数を見せてくれた。そこで、このガイドブックを購入した。画家宣言後は、断片的に絵を見ていたくらいなので、このように時系列に彼の足跡を追ったことはなかった。まさに横尾忠則の心の旅路を見ているようだ。今、85歳。今だに元気に創作している姿を「日曜美術館」で見たばかり。実物の絵を見ても、その想像力と創造力は尽きることがない。このガイドブックを読んで、もう一度実際の絵と向かい合いたくなってくる。

2021/10/06

おとん707

東京都現代美術館で開催中のGENKYO横尾忠則展のガイド本。横尾忠則というとアングラや三島の時代の過激なアーティストが思い浮かぶが今回は1980年代に画家宣言した以降のものが中心。なんと表現の抽斗の多い人なんだろう。あらゆる表現手法を駆使して、それが緻密で奇想天外でノスタルジックでもある。85歳だがコロナ禍の中で制作された大作も多数ある。凄い精気と才能だ。かつて横尾は天から降ってくるものを自分はただ表しているだけというようなことを言っていたが、まさにそんな感じ。収録の三島由紀夫の横尾評も興味深い。

2021/10/08

justdon'taskmewhatitwas

自分の人生の順番から行けば、村上龍や村上春樹より前に横尾や三島由紀夫に出会っていてもおかしくなかった。シルクスクリーンを覚えて天井桟敷や状況劇場のポスターに衝撃を受け、湯村輝彦や蛭子能収の絵から逆に当時の横尾を知った。アメリカを追いかけて追い越せそうだった80sに、この画家の持つ"日本的土俗"(=「原郷」)の根深さに気づき、70sに立ち返って学んでいたら今の自分は違っていた、かもしんない。

2024/04/06

ウクレレまさあき

東京都現代美術館 に「GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?」見に行った。絵画を中心に、初期グラフィック作品を加えた600点以上の出品作品に、只々圧倒された。でこの本を購入。 本は、作品が時系列順となっているので、彼の変化の様子が掴める。三島由紀夫の文章は、端的に彼を表してて、納得した。じっくり見てたらまた本物を見たくなる。

2021/08/09

nao1

横尾忠則の展覧会のガイド。膨大な点数が展示されてたのですが、これは抜粋です。展覧会の前に読んでもいいかと。霊感あふれる作風は神々の気まぐれが現出したようで、ひたれます。

2021/10/14

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