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みずとは なんじゃ?

みずとは なんじゃ?

みずとは なんじゃ?

作家
かこさとし
鈴木まもる
出版社
小峰書店
発売日
2018-11-08
ISBN
9784338081610
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「みずとは なんじゃ?」のおすすめレビュー

ヨシタケシンスケさん「大人がいうことばかりが全てじゃない」――MOE絵本屋さん大賞2019に、かこさとしさんの遺作も

 子どもから大人まで広く人気を集める「絵本」の世界。毎年たくさんの新刊絵本が登場しますが、その中からベスト30を決定する恒例の年間絵本ランキング「第12回 MOE絵本屋さん大賞2019」(協力:朝日新聞東京本社メディアビジネス局)がいよいよ発表されました。絵本月刊誌『MOE』(白泉社)が主催するこのランキングは、全国3000人の絵本専門店・書店の児童書売り場担当者にアンケートを実施して新刊絵本30冊をセレクト。プロの目利きが選んだ2019年のベスト絵本とはどんな顔ぶれなのでしょう。先日、東京都内で開催された贈賞式の模様とともに、受賞者の喜びの声をお届けします。

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『MOE』編集長の門野 隆さんの挨拶から贈賞式はスタート。続いて「MOE絵本屋さん大賞」の受賞作品が発表され、白泉社の菅原弘文代表取締役社長がお祝いの言葉をおくりました。

〈月刊『MOE』門野 隆編集長のご挨拶〉 「今年も絵本屋さん、書店員の皆様に素晴らしい作品を紹介していただきました。我々が『MOE』を編集する上でも、さらに読者の方々にとっても良き道しるべとなり、と…

2020/2/4

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みずとは なんじゃ? / 感想・レビュー

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♪みどりpiyopiyo♪

水の様々な性質と働きを教えてくれる絵本を読みました。子供達が暮らしの中で出会う身近な水を通して、水の不思議な性質を知り、自然環境に目を向けるきっかけとなるような、 科学する心を育む絵本です。■水の三態変化、気化熱、溶媒、生き物の体内での働き、地球環境を保つ働き、そして私達が地球を汚してはいけない事、など。■挿絵にちりばめられた沢山の仕掛け。鈴木さんからかこさんへのファンレターでもあるのですね。幼児から小中学生まで、発達段階に見合う理解ができる良い本でした ( ' ᵕ ' ) (2018年)(→続

2019/08/26

keroppi

MOE絵本屋さん大賞2019第6位。身の回りの水の話が、やがて、生命や地球規模の話になっていく。工学博士のかこさとしさんだから生まれた発想なのだろう。とても素晴らしい絵本だと思う。

2020/02/08

anne@灯れ松明の火

東京・教文館で原画展開催中(2019.9.16まで)行けるかも?と予習に。NHKで、この作品をつくる様子を観た。かこさんが自分では絵を描くのは無理と鈴木さんとタッグを組むことに。鈴木さんのあとがきで、緊張しながらも、かこさんに喜んでもらおうと懸命な様子が伝わってきた。子どもに微笑む料理人と医者はかこさんそっくり! 水という、あるのが当たり前のものに、こんな特徴があったことに、改めて驚き、感心する。付録の「かこさとしさんからのおくりもの」には、子どもたちに、いかに伝えるかの努力が溢れている。

2019/08/29

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

かこさとしさんの最後の科学絵本。絵は鈴木まもるさん。とても丁寧な説明で3つの水の性質が分かります。水蒸気という難しい言葉も読んでいくうちに、子供達にもスッと理解できそうな内容です。生命のためだけでなく、地球のためにも必要な水。水を大切にしようと改めて思いました。子供達に是非とも読んで欲しい一冊です。

2019/03/23

ケ・セラ・セラ

昨年NHKで放送された、かこさんの番組を思い出しながら読みました。すずきさんの手によって完成に至ったかこさとしさんの遺作。科学的なことがきちんと子どもたちに伝わるように、言葉を選び、わかりやすく書かれています。すずきさんの絵のあたたかみと、全編からかこさんのあふれんばかりの子どもたちへの思いが伝わってきます。ラスト、海を見つめるたくさんの動物たちの絵が圧巻。水ってすごい!地球ってすごい!生きてるってすごい!これからもずっと読み継がれていくことでしょう。

2019/01/25

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