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罪と音楽

罪と音楽

罪と音楽

作家
小室哲哉
出版社
幻冬舎
発売日
2009-09-15
ISBN
9784344017313
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ジャンル

罪と音楽 / 感想・レビュー

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まめタンク

小室哲哉という人物に興味があって手に取った。時代の寵児と言われ、その資産は100億円とも言われていた頃。彼の中では解決できない悩みを抱えていた。このまま飛行機が落ちればいい、そうすれば僕の周りの人は喜ぶだろう。ある意味で感覚が麻痺していた。この詐欺事件もそんな麻痺から生まれたものなのかもしれない。この本は「罪」と「音楽」が二層構造になっている。罪を語る小室哲哉、音楽を語る小室哲哉。この本を読んで思った事は「彼には音楽しかないんだな」という事。ある意味で純粋な音楽家なのかもしれない…。

2011/09/25

gtn

当時ヒットを出すために、いかに簡単な表現にし幼児性を強めるか、どれだけNHK「みんなのうた」に接近させるか意識したこと等、瓢箪から駒だが、贖罪よりも著者の音楽理論に興味を覚えた。

2020/10/26

AKO

すごい題名。ちょっとの待ち時間に入った図書館で斜め読みなので、読んだ本とは言えないかもしれないけど覚えとして。最近なぜかglobeの曲を聴きたくなってまた聴き出したところでこの本に出会った。小中学生の頃は小室ファミリーに本当ハマっていた。今はミスチルが好きだけど、小室さんから見たミスチルの魅力も書かれていて、なるほどだった。音楽が幸か不幸か。音楽があるから天国まで行けたし、地獄にも落ちた。でもやっぱり彼の音楽があって良かったと思う。

2017/01/29

ふらんそわ

小室哲哉好きながら今更読みました。シャイなTKがここまで書くとは読んで良かったなと。ただとても偏った内容なので読む人を選ぶ本ですね。私はTK以上に桂子のファンなのでこの夫婦の絆にぐっと来ましたが、アンチな方からすると、、、、っということでTK、globe、TMNのファンならば読むべき本でしょう。

2014/01/08

しろやぎ

久しぶりにTMの「CAROL」を聴いたのをきっかけに、本書を読んだ。中学生の頃(四半世紀前!)、TMや小室氏のソロ作品を本当によく聴いた。TMN解散後の小室氏には、興味が持てなかった。逮捕の報道にもほとんど興味なく、本書を読んで、状況が分かった。ヒット曲を量産し続けなければならない重圧、限度を超えてわかりやすい音楽を追求せざるを得ないことへの疑問。小室氏の文章を読むのは初めて。音楽に対する氏の姿勢が分かった。「CAROL」の音は、今聞いても古く感じない。

2016/11/25

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