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産まない女

産まない女

産まない女

作家
栗原美和子
出版社
幻冬舎
発売日
2009-11-01
ISBN
9784344017535
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産まない女 / 感想・レビュー

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眠り猫@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

産むこと、産まないこと 最終的には女性が決断すべきこと その人の人生が変わる出産 わかる部分もあり、納得がいかない部分もあったけど、少なからずこんなことを考えてしまう一瞬があるのかもしれない

2011/12/25

いっちん

愛子が凄くハードな性格であまり感情移入はできなかった。それでも愛子の矛盾はわかる気がする。臆病すぎて素直になれない、感情を出せない。誰にでもあると思うけどね。それでも4回の中絶はどうなんだろ。

2015/04/03

まど

産むことに関してそれぞれ事情のある3人の女性の話。こういう話苦なのに読んでしまった。それぞれの人物の中に共感できるところもありできないところもあり。でもよくわからない考えも読めてよかった。正解はないことだからか読後にも爽快感を感じなかった。

2010/08/18

パンダプー

太郎の人の作品なので、もっときつい展開かとおもっていたが、あっさり終わった。赤いドレスの最初のはじまりはいまいち不要な感じだったけど、取材して書いたんだなあ、書きたいことがあるのだなあ、と好感を持って読んだが、結果はみな個人の事情かな。動物の中で考えて産めるのは人間だけだから、産まないことにも苦しむのかな。面白く読んだ。

2018/07/08

kinoko_kinako

4.0点 ドラマプロデューサー。「ピュア」「ムコ殿」「不信のとき」ほか。自らの意思で「産まない」と選択した女「愛子」。皮肉にも4回も妊娠し中絶。「産まない」と決断するとき、まったく子どもへの罪悪感、謝罪の気持ちがなく、あくまでも「自分」がすべて。産んだあとの子育てを「犠牲」「リスク」と言い切る。これは、育児を女性にのみ押しつけてきた社会がこういう考え方の女性を増やし続けているような気もする。小説としてはそれなりに楽しめた。

2010/08/29

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