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絵になる子育てなんかない

絵になる子育てなんかない

絵になる子育てなんかない

作家
養老孟司
小島慶子
出版社
幻冬舎
発売日
2011-10-26
ISBN
9784344020832
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絵になる子育てなんかない / 感想・レビュー

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ジュースの素

8才と5才、まさに子育て中の小島慶子が是非にと念願叶っての対談。養老氏はすでに子育てを終わった年代で むしろその方がビジョンが見えていい。親が良かれと思ってレールを全て敷いたら当然ながら子供はダメになり 息も詰まる。子供は自然児だから手入れさえすればいいのでは?が結論だった。横並び一斉にしようとしない勇気を持つのが一番!

2018/03/15

ジョナ

小島さんが育児休業中に、養老先生と子育ての本を出したい、と鎌倉へ押しかけてから8年。2011年に完成した対談本。「子を思う親の気持ちは、時代も洋の東西も問わない。ひたすら可愛がるのは親のエゴだと言われるかもしれないが、そんなことを気にすることもない。親が子供に本当の愛情をかけていれば、それでいいではないか」「どうやら生きていることは、中途半端で不完全なこと。でも時々、どうしても確かだと思えるキラキラしたものと出会うことがある。それで十分だということを、子供に教えてやりたい」ということ。勉強になった。

2016/05/06

れい

母性は原罪って言葉が随所に。子供は勝手に大きくなるけれど、それでも世話してくれる人が必要なわけで。そのあたりの母性まで否定されたくないなぁという気がしました。小島さんの自戒もあり、子供をコントロール下に置かない、という気概からかもしれません。納得できる部分と、それはちょっと違うなぁという部分と。でもお二人とも好きな人ではあるのですが。

2014/08/07

はるまさ

子供どころか結婚できるかも分からないんだけど、将来の予習?で読んでみたw自分は育ってきた家庭環境にコンプレックスがあって、「家族全員で団らんしながら夕飯を食べる」というテレビドラマみたいな”理想の家庭”がずっと羨ましかったのだけれど”理想の家庭”が正解という訳では決してない。「親に恵まれた人もあろうし、恵まれない人もある。でも人生を一枚の絵だと思えば、キャンバスや絵の具がどうであろうと、自分なりの作品を描くことはできる。」という一文に勇気づけられた。自分が”親”になることがあったらもう一度読み返したい。

2014/05/04

てくてく

小島さんが持ち掛けて企画だけあって、小島さんが話をリードしている印象が強い。養老さんが半数程度いなしながらというか話をすこしずらしながらも話をつづけている様が面白かった。

2017/12/31

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