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有頂天家族公式読本

有頂天家族公式読本

有頂天家族公式読本

作家
森見登美彦
「有頂天家族」親衛隊
出版社
幻冬舎
発売日
2013-06-27
ISBN
9784344024151
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有頂天家族公式読本 / 感想・レビュー

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hiro

久しぶりの新作『聖なる怠け者の冒険』、『有頂天家族』のアニメ化と、今年は森見ファンにはうれしい年だった。私の中では『神話体系』と『夜は短し』が森見作品の2トップで、『神話体系』のアニメも原作に劣らない完成度が高い傑作だと思っている。そのため、『有頂天家族』のアニメも期待して観たが、アニメは原作のイメージがより鮮明になった良作だと思った。この本の最後に『有頂天家族』の第二部「二代目の帰朝」の予告が載っていたが、第二部を読むときには、きっとアニメのキャラクタに脳内変換されることだろう。早く第二部の読みたい。

2013/11/30

ひめありす@灯れ松明の火

ふはふはの狸達を掌の上でコロコロと転がしていい具合の毛玉になった所で纏めておふとんに放り込んで一緒にぐだぐだしたいものである。短編目当てで読みました。風邪引きを決して認めない偉大な愛を持つ母上様、四文字熟語は出来ないけれど妹思いが可愛い金閣と銀閣、癇癪玉を破裂させたい理由は人恋しいからじゃないかしら名弁天様に、焼餅がこちらも破裂しそうな海星、ご相伴にあずかりたい赤玉先生。そしていつものふはふはな阿呆の血の下鴨四兄弟。短いけれど愛しさと魅力が炸裂した短編でした。森見さんの深い京都愛と照れくささも可愛らしい。

2016/01/30

佐々陽太朗(K.Tsubota)

本日7月7日よりアニメ放映が始まるとなれば、「その前にとくと読んでおかねばなるまい」と事前の勉強に余念のない私である。私は幼少の頃からよく勉強をする子供であった。その美質は今も変わらない。「情報を制するものは世界を制す」とは今も昔も定説である。「定説」とは「疑いの無い証明済みの確定的であるとされる説」であるから、私は疑いようもなくせっせと情報取得に刻苦勉励したのである。書き下ろし短編『冬の女神と毛玉たち』も読み終えた今、「いつでも来い!」とつんのめって蹈鞴を踏むような状態である。とっとと放映したまえ!

2013/07/07

ケイ

モリミーのせいですっかり京都通になってしまったので、舞台の街や神社などはフムフムと確認する程度。モリミーが自分の作品を自分の言葉で語ってくれるのが何よりの贈り物かも。「すき焼き屋」だけは近日中に要チェックだ。あの『恋文の技術』に出てきたお店だもの。『有頂天家族名文集』では、「四匹の子を抱き目をつぶる母を大きく抱く父」に改めて感動し、「珈琲も牛乳も美味しくないのに珈琲牛乳はなぜ美味しいの」と問う弟に激しく同意した。書き下ろし短編の『冬の女神と毛玉たち』には、相変わらずニタニタ、ハラハラ、そしてホッとした。

2013/12/29

依空

書き下ろし短編「冬の女神と毛玉たち」目的で借りたけれど、森見さんのインタビューや対談、舞台となった場所の案内どころかツアーまで組んであったり、用語集や名文集まで収録されていて、大変満足できる1冊でした。弁天が踏み台にした建物や赤玉先生が這い登った建物の写真も載っていて、この本を片手に、改めて京都観光をしたくなります。もちろん、短編も最高! もふもふの毛玉がころころ転がる光景に和み、相変わらずの阿呆ぶりには思わず吹き出しちゃいました。矢三郎だけでなく、矢一郎も母上もいい味出していて、みんな可愛かったです。

2016/03/03

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