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僕がコントや演劇のために考えていること

僕がコントや演劇のために考えていること

僕がコントや演劇のために考えていること

作家
小林賢太郎
出版社
幻冬舎
発売日
2014-09-10
ISBN
9784344026247
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僕がコントや演劇のために考えていること / 感想・レビュー

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mae.dat

お笑いの中で異彩を放つラーメンズ。その経験と考えを惜しみなく書き綴った本書。ひとつのお題目に1~2ページ程、淡々と書き記されています。特に笑って読めると言う物では無いですが、それがまた良い。真摯。 全てのパフォーマーにも創作家にも、ちょっと視線を変えてやれば、ヒントになる事が珠玉の如く記述されている様に思います。ある部分はサービス業全般にも適用可能であったり、もっと狭い部分にはなりますが、それに関わらない人にも参考になりそうな事もあり〼。 引退の見出しには驚きましたが、創作活動は続くという事で。

2020/12/06

井月 奎(いづき けい)

ラーメンズのコントがなぜあのように面白くて、知的なのかがよく分かります。才のある人が誰よりも努力していれば面白くもなりますわな。納得です。いや、すごい覚悟で舞台とコントに向きあっています。小林賢太郎という人を、つま先からつむじまでエンターテイメントのための道具として、作品として作り上げている様子は読んでいて座を正さずにはいられません。表舞台から去っても、きっと私たちをまた、楽しませてくれるでしょう。楽しみに待っています。コメディアンが素晴らしい芸術家であることを知らしめる人であり、著作です。

2020/12/07

みや

読書会紹介本。面白く美しく不思議な作品を作り続ける劇作家の至言集。コントも舞台もほぼ観ないので著者のことは知らなかった。プロ意識の高さにとにかく驚く。プライドと信念が尋常ではない。著者が実践する思考や行動は職業的な拘りが強く、ご本人も分かっているから押しつけがましさが無いのだろう。各個人が自分なりにアレンジしないと仕事や人間関係に支障を来しそう。予備知識のいらない話題・代案のない否定は意味がない・褒められ方を想定する・ワードハンディングなど参考になるものも多く、どれも一昼夜ではできないが、実践してみたい。

2019/02/04

味読太郎

面白くて、美しくて、不思議でありたい。そんな演劇にたいする思い溢れる本。実際僕が劇場に足を運び、観た小林さんの演劇作品は思惑どうり芸術的でどこか不思議で、必ず笑いがあるのですが、最後には「面白い」と思い、立ち上がり拍手をしている作品ばかりでした。書いてあることはなにも特別なことではなくて、見逃している事や掴み損なっている事を大事に残していると感じました。パフォーミングアーティストとして小林賢太郎として表現し続ける小林さんの思考が99つ。100個目はおそらくこの本を読み読者自身が生み出す表現なのではないか。

2014/09/14

江藤 はるは

『○』

2020/02/12

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