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14の夜

14の夜

14の夜

作家
足立紳
出版社
幻冬舎
発売日
2016-12-08
ISBN
9784344030442
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14の夜 / 感想・レビュー

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くろにゃんこ

20数年前を想い返すタカシ・・・ハチャメチャだな(^^ゞあ~でもその頃の男子ってそんな話を得意気にしてたような(笑)

2017/08/20

じょんじょん

読み始めて「ん?」と気がついたら、テアトル新宿で『オーバーフェンス』観たときに予告してた作品の原作でした。図書館で借りたときは全然気が付かなかった。中学生のどうしていいかわからないもやもやを描いた作品と思っていたけれど、その頭のなかはエロでいっぱい(笑)自分の中学の頃はここまで頭の中にエロに満ちてはいなかったな。これまたきがついていなかったけれど『乳房に蚊』の作者、さらに表紙イラストは乳房が描かれているではないですか。どんだけおっぱい好き。山内マリコさんの『アズミハルコはゆくえふめい』とはちょっと違った。

2017/03/26

aloha0307

あまりの面白さに通勤時間内ですーと読了 14歳といえば中3だね。基本設定は1987年 町のレンタルビデオ店にAV女優がきてサイン会をするという噂に動揺&歓喜する中3悪ガキたち(Not不良)...しょーもなかった己自身の当時のあれこれも否が応にも想起される(女の子への関心がピークだったな)。本書のキラリは、その日々を四半世紀後に回想するという構成です。

2017/08/15

桜もち 太郎

あー面白かった!14歳、中2男子と言えばどの年代よりもおバカだ。性への興味が尽きず必死さが愛おしい。1987年8月6日、たった一日の出来事なのに彼の精神状態は目まぐるしく変わる。AV女優である、よくしまる今日子がやってくる、というデマに騙される彼だが、一晩で大きく成長できたのではないだろうか。思春期特有の性衝動、いら立ち、父親への嫌悪感がストレートに描かれていて爽快だった。確かに自分が14歳の頃を振り返ると恥ずかしい限りだ。二度とあの頃には戻りたくない。でも一日位ならいいかな。女性が読んでも楽しめる一冊。

2023/11/28

そうたそ

★★★★☆ 表紙の絵が示す通り、おっぱい大好き!触りたい!な思春期真っ只中の中学生を描く青春、いや性春物語。とにかくエロいことしか考えてないんだけど、田舎であるゆえか、どこか情報は都会ほど行き渡ってないし、ヤンチャな子たちもどこか田舎臭かったりする。逆にそんなちょいダサなエロさが却って生々しかったりするんだけど、大人になったら何とも思わないようなことが、当時はすごくエロく思えたりするんだよなあ、と妙な懐かしさすら覚える一作だった。極短く読みやすい作品なので、下ネタ嫌いでなければ是非。

2018/07/19

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