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プライド

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作家
金子達仁
出版社
幻冬舎
発売日
2017-12-13
ISBN
9784344032057
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「出てこいや~!」総合格闘技ブームのはじまり、見る者からは想像を絶する葛藤を描いた『プライド』〈高田延彦インタビュー〉

photo by渡辺秀之

 今は「出てこいや~!」の人と言えば、思い至る人も多いかもしれない。情報番組からバラエティ番組まで、老若男女が目にするメディアでもお馴染みのタレント高田延彦氏。大きくて優しい高田氏が、二十数年前までは日本で最も前衛的でストイックなプロレスラーだったことを知る人は、どれほどいるだろうか。

 日本で最も知られる元プロレスラーの同氏が、現役時代に前人未踏の茨の道を選び、総合格闘技ブームの火付け役になった経緯が詳しく書かれた新書『プライド』(金子達仁/幻冬舎)が出版された。高田氏に話を伺った。

『プライド』(金子達仁/幻冬舎) ■PRIDEがあるからRIZINがあり、同書が生まれた

 高田氏の代名詞である「出てこいや~!」が生まれたのは、総合格闘技イベントのPRIDE時代まで遡る。開幕セレモニーで選手たちの登場を促すのに、主催側に「勢いよく紹介してほしい」と言われ、飛び出したアドリブなのだそうだ。昨年末もPRIDEの系譜を継いだRIZINが開催されたが、今回もオープニングセレモニーで、高田氏のこのフレーズによる“開幕宣言”があった。

 …

2018/1/21

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プライド / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

西

このころのプロレスや格闘技の話ってやはり面白い。良い意味でいい加減で成り行き任せで、だからこそ夢があって面白いと思う。試合に挑む前の高田さんの気持ちが凄く興味深かった。桜庭対ヒクソンが観たかったなあ

2018/01/28

ミライ

かつて一世を風靡した総合格闘技イベントPRIDEの第1回目の大会「PRIDE 1」の高田延彦VSヒクソングレイシーに焦点を置いた作品。PRIDE→DREAM(戦極)→UFC(RIZIN)と総合格闘技を見続けている自分から見てもいろんな意味で「PRIDE1」は伝説の大会、これがなければ桜庭もミルコもノゲイラヒョードルも出てこなかった。高田延彦の今だったら炎上レベルのやんちゃさ、グレイシーの一族の伝説など、いろいろ盛り込まれていて面白かった。これ読んだ全員が「ヒクソングレイシーかっこいい」ってなると思う。

2017/12/19

ふぇるけん

『PRIDE 1』の高田 vs ヒクソンに至るまでの経緯。前に『プロレスが死んだ日』で同様のエピソードは読み込んでいたが、本書では高田、榊原目線のエピソードが多くて新しい発見もあった。高田ヒクソン戦から日本の総合格闘技が始まったという点は大いに賛成だが、高田の格闘家としての評価はちょっと高すぎる気も。個人的には日本の総合格闘技を盛り上げた主役は桜庭だと思っている。

2018/05/25

anken99

『泣き虫』の続編というわけではないが、このような作品が世に出てこようとは。高田VSヒクソン戦を当事者である二人が語り尽くす。内容自体に新鮮さはないのだが、当初は話を聞く程度にしか考えていなかったという安生が、この壮大な物語においては重要なキーマンになったというような意味の記述があとがきにあった。まさにナットク。高田敗戦直後に安生が高田にささやいた言葉・・・これは実に深イイ話である。

2020/08/10

尿酸値高杉晋作

あっという間に読了。 榊原さんの努力の程がよく分かりました。 熱意で理想を形にしたのだから凄い。

2018/01/01

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