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四十歳、未婚出産

四十歳、未婚出産

四十歳、未婚出産

作家
垣谷美雨
出版社
幻冬舎
発売日
2018-07-26
ISBN
9784344033252
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四十歳、未婚出産 / 感想・レビュー

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ウッディ

海外出張の夜、イケメン部下とのアバンチュールで妊娠してしまったアラフォーの優子は、子供を産むか、妊娠を告げるか悩む。父親のない子を産むことに対する田舎での好奇の目、会社でのマタハラや部下の恋人からの疑惑と戦いながらシングルマザーになることを決断する。プライドや会社内外の偏見の問題、シングルマザーとしての不安などはわかったが、子供ができたことを知った時、主人公はうれしかったのかな?覚悟がなければ、二人の先行きは暗いような気がする。さらっと読みやすかったけど、主人公に感情移入できず、中途半端な読後感でした。

2018/12/19

Yunemo

結局は母性本能のなせる業。どうにも理解し難いところもありまして。40歳という年齢、子供を産む最後のチャンス、何だか父親不在のまま、逆説的に言えば父親は誰でもいいの、という疑問も残る優子の思考回路。女性の方は同じ感覚を持つものなんでしょうかね。という素朴な疑問を持ったままに。ただ日本の仕組み、家庭や子供を大切にしようとするとたくさんの壁が立ちはだかる、作中で述べられる言葉に頷いて。働き方改革が推進されてる今、確かに必要な施策が表現されてます。親子・夫婦関係、会社勤務のままでの子育て、戸籍の在り方等々幅広く。

2018/08/26

いつでも母さん

垣谷さんはつくづく上手いなぁと。四十歳?未婚?出産?どれも微妙なのを実に言いたいことをそれぞれに言わせている。お寺の凡庸さんが一番カッコイイかも。実際はこんなに上手くはいかない。やっぱり女性が働き続けることは難しかったり、それこそ出産・子育ては命がけだ。優子がいつか我が子に「あなたは私の子!」そう言えるだけで充分だが、この国はそんなに甘くはない。兄の再婚相手の子・リカルド君の立場もこの国の現状を伝えている。私ならどうしただろう。まぁ、垣谷さんが水野をそんな男として描いたので告げはしないな!(キッパリ)

2018/09/10

kaz

前半は、とにかくエピソードがいちいちリアルで身につまされながら読み。妊娠が分かった途端にお腹に手を当ててハッとするくだりに、頷いたり。あなたとの事は浮気にカウントされないと言われた時は憤然としながら、共感してたのだけれど。だんだんとあまりに自分勝手な優子にイラつき始める。なんやこの末っ子独特の依頼心の強さ。自分の気持ちばっかりやん。心配してくれてる母や姉にイラつく優子にこっちがイラつく。仕事出来ても、これじゃあね。しかも何だかんだ男運もいいし。恵まれてるで。案ずるより産むが易し、でも育てるは難し!

2019/01/31

utinopoti27

主人公の優子は旅行代理店に勤務する40歳の独身女性。ふとした弾みで若い部下と関係を持ち、妊娠してしまう。悩んだ挙句、シングルマザーの道を選択するのですが・・。本作では、田舎の母親や親戚、会社の上司など、いまだ蔓延る封建的な考え方を通して、多様な女性の生き方を受け入れる社会の実現には、程遠い日本の実態を浮き彫りにします。ただ、ご都合主義な展開は垣谷作品のお約束としても、優子の考え方には違和感が拭えません。世の中そんなに甘くはないって(笑)。まあ現代のシンデレラストーリーとして読めば、それなりに面白いかもね。

2018/11/19

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