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そして旅にいる

そして旅にいる

そして旅にいる

作家
加藤千恵
出版社
幻冬舎
発売日
2019-01-10
ISBN
9784344034112
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あらすじ

恋愛小説の名手が描く、初の旅小説。友人の結婚を祝いに出かけたハワイで気づかされたこと、失恋を慰めてくれた香港の喧噪と担担麺、密かな思いを打ち明けると決めていた伊豆への旅、婚約破棄の姉との奇妙な里帰りなど、「旅」をテーマに、主人公たちの揺れ動く気持ちを絶妙に描いた連作短編集。

そして旅にいる / 感想・レビュー

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野のこ

読みやすかったです。読み終わって、私も旅にいた時のことを思い出しました。旅をすることで絆が深まったり気持ちに一区切りつくとこもある。それに味だけじゃない、旅先で一緒に過ごした人と食べたってことが、美味しい思い出に残るってこともある。ゴルゴンゾーラのチーズタルトは食べてみたい。あとニュージーランドで仰向けに寝っ転がって星空観てみたいなぁ。 オリオン座が逆さまにになるの知らなかったです。装丁がマンガっぽくて可愛い。裏表紙の小さく描かれた本のタイトルに目を凝らして見たら…やっぱり!

2019/03/03

旅にまつわる短編集。加藤さんの表現で旅のお話を読むのもとてもいいなと思いました。主人公たちがいつもの加藤さんの作品のごとくやや性格が暗い女性ばかりですが、そんな彼女らが何らかの理由で国内、海外へと旅に出ることによって恋人との決別、同姓同士の友情、お父さんとの関係、片想いの相手等に踏ん切りをつけたり決心をしたり、それぞれにとっての大切な人や事柄を再確認して行く姿にやはり旅行って気分も変えるし前を向ける良いものだなと思いました。香港の話が1番好きです。担々麺がめちゃくちゃ美味しそうでした。

2019/01/25

よっち

小さい頃から親友と約束していたハワイ旅行、長い片想い相手との冬の千葉の動物園、失恋を慰めてくれた香港の喧噪と担担麺、婚約破棄の姉との奇妙な里帰り、密かな思いを打ち明けると決めていた伊豆への旅、密かな想いを長らく抱えたまま向かったニュージーランドなど、旅をテーマに主人公たちの揺れ動く繊細な気持ちが描かれた8つの連作短編集で、悩める主人公たちの憂いは容易には晴れませんが、大切な人と作るかけがえのない旅の思い出がひとつの転機となって、彼女たちにとって忘れられない特別な旅となってゆくそれぞれの結末は印象的でした。

2019/02/08

さえ

全部女性が主人公の「旅」に纏わる8編の短編集。読み終わって、まず旅に出たくなった。しかも、1人か女友達と。読んでいて昔一人旅をしたワクワク感を思い出したし、女友達とあんな所に行ったなぁ…としみじみ思い出した。この本みたいに、人生の節目に旅に出ると悩みが少しスッキリしたり、そっと背中を押してくれることがあるかもしれない。私はわりとリフレッシュ目的で行っていたけど。だから、私のは旅に「行く」という方が近いかな。この本のタイトルは旅に「いる」だけど。サラリと読めて気分転換にちょうど良い本だった。

2019/03/12

紅茶タイム

カトチエ先生の最大の持ち味である女子感を存分に味わえました。彼女たちなりにいろいろ抱えてることはあれど、なんかみんないい子達で、みんながんばれーって思う。数万円で実現できるちょっとした旅にふらっと出掛けたくなる。かわいらしくて面白かったです。

2019/02/16

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