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この先には、何がある?

この先には、何がある?

この先には、何がある?

作家
群ようこ
出版社
幻冬舎
発売日
2019-02-07
ISBN
9784344034204
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この先には、何がある? / 感想・レビュー

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糸巻

群さんのエッセイはたまにフィットしないなと感じる時があるが、こちらは興味をそそるものが多く面白かった。群さんが大学卒業後、転職を繰り返した挙げ句、物書きになってからの40年を綴ったエッセイである。他作品で読んだことのあるエピソードもあるにはあったが、かもめ食堂やれんげ荘が出来るまでの裏側の話などは知らなかったことも多く、改めて世に出てきてくれてありがたいと思う。れんげ荘やパンとスープとネコ日和のシリーズは新刊が出るのを待ちわびている大好きな作品なのだ。そしてまた映像化されないかなぁと秘かに願っている。

2019/03/04

水無月

最近の群さんはつまらないと思っていたが、これは物書きとしての40年を振り返る本だから、エッセイや小説の裏話的な内容が多く、面白く読めた。鷺沢萠さんや中瀬ゆかりさんのエピソードも良かった。群さんはいつも「普通に生きてきた」と強調されるが、これを読んで改めて「普通」ではないと確信しました。生育歴の影響が大きいだろうが、本当に醒めていてニヒルな人生観をお持ちである。私としては初期の「トラちゃん」であんなに魅力的に描かれていたお母さんや弟さんが、「肉親から血や肉を吸うタガメ」になってしまったのがとても哀しい。

2019/02/20

山猫

「あー、また独身体調不良女(含む体型不良)女・群ようこがしょうもないたかり家族と、いい加減な出版社に怒ってるんだな」ってやつです。しかも怒り方が暗いというか、じめついている。対出版社・編集者の件なんて実名出してもいいと思うんだが、それをしないからだろうか、同じ怒るのでも、佐藤愛子女史のようにからりとしていないし、瀬戸内寂聴師のように突き抜けてもいない。あるいは男で苦労したことがないからだろうか?読めば読むほど嫌悪感が込み上げてくる。やはり、彼女のエッセイの時代は終わったのだろう。今後は小説に期待しよう。

2019/03/12

moka【読書停滞中】

図書館新刊本。群ようこさんの小説『かもめ食堂』『働かないの』『パンとスープとネコ日和』などなどが好きで、エッセイも読むようにしています。今回は今までのエッセイと違い自伝的なものでした。転職回数が多いことや、家族の問題を抱えていることなど知っていたけれど、改めて読むと 群さんの小説が出来上がる背景には、ご本人の苦労があったことが うかがえます。個性の強い方だからこそ、このような作品を生み出す力があるのでしょうね。ネコ本 読書の月に、ネコ好きな著者のエッセイを読めたことも良かったです🐱

2019/02/18

スリカータ

相変わらず文章は読みやすい。野心を持たず文筆家として成功したストーリーというところ。林真理子さんの「野心のすすめ」と正反対だと思った。どちらが良い悪いではなく、好機を逃さず、今ある仕事にしがみつくことも無かった事が鍵なのだろう。母と弟の事は他のエッセイや小説にもなっているので、正直「またか…」と思ったが、書いて世間に公表した事で怨み晴らしたとは思えないだろうか?

2019/03/20

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