読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

野良犬の値段

野良犬の値段

野良犬の値段

作家
百田尚樹
出版社
幻冬舎
発売日
2020-12-24
ISBN
9784344037267
amazonで購入する

野良犬の値段 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

starbro

百田 尚樹は、ほとんどの作品を読んでいる作家です。約1年半前の小説家引退宣言[やっぱりフェイクでした(笑)] https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201906120000617.html から久々の小説は、社会派ホームレス・ノワールの快作、500頁弱一気読みしました。やはり著者は小説が好いと思います。

2021/02/03

旅するランナー

6人のホームレスを誘拐し、テレビ局・出版社に億円単位の身代金を要求する犯罪小説。誘拐サイトを駆使して世論を操り、先手先手を読んで警察を翻弄する。それは、社会への問いかけでもあり、復讐でもある。犯人グループに肩入れしたくなり、見事な展開に爽快感すら覚えます。すごいな、百田尚樹、ミステリー書いても一級品だ。愛は地球を救い、百田は出版界を変える。

2021/03/28

美紀ちゃん

引き込まれた。一気読み。かなり面白かった。爽快なラストで嬉しかった。 SNS発信の始まり方というのは新しいのかも。 生首が渋谷で見つかった時はサイコパスなのかと思い怖かったがそうではなく、 社会に対して不満を持つ人達の反乱だった。 仏の松下さん結局は自殺ということになるのだと思うが、憎い仇を見つけて「神様ありがとう」とつぶやいた時には光がさしていた。 エピローグで元担当刑事の鈴村さんが来た時にはドキドキしたが、 天に代わって悪い奴を成敗した高井田さんは鈴村さんの言葉に救われたに違いない。 映画になりそう。

2021/02/05

utinopoti27

前代未聞の誘拐事件が発生する。大手メディア各社に対し、6人のホームレスを誘拐したから身代金を払えというのだ。当初は半信半疑の警察やマスコミだったが、被害者一人の首が発見されるに至り事態は一変。物語は犯人グループの視点を交えながら転がり始め・・。本作は、ベストセラー作家百田氏が手掛けるミステリだけに、頻繁な場面転換を駆使した疾走感の演出ほか、読み手の興味を引き付ける工夫が随所に見られ、面白さは折り紙付き。さらには保守系論客らしい痛烈な風刺も効いていて、一味違った読後感が味わえる。一気読み必至の娯楽作だ。

2021/03/22

bunmei

久々の百田ミステリー。多くの登場人物が入り混じるものの、各々の役割と物語の進行が整理されている。犯人設定も斬新で、次へ次へと読み手を引き込む筆致は流石。社会の隅に追いやられたホームレスの誘拐事件を題材に、多額の身代金を報道企業相手に求める前代未聞の設定。企業側も、全く関わりのないホームレスに億単位の身代金を払う責任はない。しかし、身代金を払わなければ人質を殺されるとなれば、一人の人間としての価値はどうなるのか?第2部からは思わぬ展開で犯人側の視点も加わり、社会に対して『野良犬の値段』を問いかけてくる。

2021/01/19

感想・レビューをもっと見る