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別ればなし TOKYO2020.

別ればなし TOKYO2020.

別ればなし TOKYO2020.

作家
LiLy
出版社
幻冬舎
発売日
2020-12-17
ISBN
9784344037298
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別ればなし TOKYO2020. / 感想・レビュー

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masa

君に感染したようだ。潜伏期間を終えたウイルスにほだされて症状は悪化の一途。リモートのことばにさえ激しい陽性反応。妄想が脳でオーバーシュートしてパンデミック。眠れない夜に書いては消した別ればなしのエビデンス。いつでも心のソーシャルディスタンスを確保してきた。だけど密になりたい。マスクを脱がせたい。ワクチンを挿すから次のフェーズを見せてくれ。ロックダウンを解除させてくれ。始まらないことでしか得られない永遠なんていらない。告白が別ればなしのプロローグだとしても、僕ら濃厚接触を怖れずに不要不急の物語を始めようぜ。

2021/07/24

mincharos

なかなか面白かった!20代の恋愛モノなんだけど、コロナも絡んでくるので、ああそうだった!と思い出しながら。コロナが流行り始めた頃、4/1から東京ロックダウン!みたいなデマ情報が流れたよね~。あと芸能人の相次ぐ自殺なんかも出てきたり。ユウカの「どんな異性をどんなふうに好きになるかにこそ、個人差がでる。もっと言えば、個人が歩んできたそれぞれのコンプレックスの背景がモロにでる。」に納得。あとキリの「別れるためにつきあいたい」もよく分かる。作者のこと全然知らなかったけど、同世代かつ子供の構成や年齢も近くて親近感。

2021/04/08

ゆるり

コロナ禍の恋愛事情。作品中にSNSが登場したら、途端に文学的でなくなると感じる。が、今を書こうとすればSNS抜きでは逆に不自然に思うし。この小説は病んでる人が多く、時系列、主語がバラバラで読みにくい。が、そこが狙いというか、仕掛けとなって、少しずつのネタばらしとなる。先が気になる。予約投稿とか初めて知ったわ。リアルな場面では、スマホやネットが時間の連続性を中断する。点ばかりが散乱しているよう。それはそうと無自覚過剰のサイという男、それほど魅力的なのか⁈ もうキリを大切にしてやってくれ。

2021/12/05

うさレモン

コロナ禍の中、猛スピードで変わっていく時代と価値観がリアル…というか少し前に体験した出来事たちを改めて体験し直す感覚でした。しかし、男がクズ。クズ過ぎるし最低ヤロー。キリ以外には全く感情移入できないまま読了。ぐるぐると目まぐるしくて付いていくのがやっとでした。

2021/02/23

あや

若い子向けかな、と思ったら高齢出産、子供を持つことについても考えさせられた。言葉は口に出した瞬間消えてしまって、自分の中にいる別人へと語りかける。 人間関係の理想的なゴールとはどれだけ互いの人生に深い爪痕を残し合えるか。きっとそれは片方だけではなくて、明確な出来事があるわけではなくて。貴方の一言で、救われたと思わされる瞬間があるかどうか。孤独を抱える状況にいるからこそ言葉が響いて、存在感を増してしまう。今世を超えた縁だと思えば、今恋しい人を待つ時間なんてちっぽけなんだけどな。

2021/01/05

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