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白鳥とコウモリ

白鳥とコウモリ

白鳥とコウモリ

作家
東野圭吾
出版社
幻冬舎
発売日
2021-04-07
ISBN
9784344037731
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白鳥とコウモリ / 感想・レビュー

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美紀ちゃん

大ボリューム。中盤で、自供もあり、すっかり事件は片付いたと思い込んでいたが、被害者の娘が納得できない綻びのようなものを見つけ、再捜査を迫る。 この事件、まだ何かある! そこからが面白かった。 美令と和真が会って疑問点を話し合うようになってからが、とても面白かった。 警察は捜査を終えた気になっている。この事件に、納得していない被害者の娘と加害者の息子は、光と影のようで、白鳥とコウモリが一緒に空を飛ぼうとしているようだった。 真犯人がわかり、意外すぎてびっくりした。 厚みを感じさせない内容。 一気読み。

2021/04/18

のぶ

今までの東野作品の、多くの要素が詰まっているような本だった。発端は2017年東京で白石健介という弁護士が車内で刺殺体が見つかるところから始まる。容疑者は程なく見つかり犯行を自供する。一方で1984年に愛知県で起きた別の殺人事件の犯行を自供する。こちらは時効が成立している。この二つの事件に多くの人物が関係してくる。警察、容疑者の子供、被害者の家族他。これらの人たちが絡んで物語は進行するが、意外な方向に展開していく。その心情が的確に構築されて、思わぬ結末を迎えるのは東野さんらしかった。近年の東野作品では一番。

2021/04/21

bunmei

東野圭吾の新たなストーリー。東野作品は、単にミステリー事件としての謎解きだけでなく、その事件の裏に隠された、已むに已まれぬ人間関係や人情劇が、物語の展開と共に次第にクローズアップしてくる。そしてヒューマン・ドラマとしての面白みも合わせて読者に訴え、本作もそうした安定感のある作品として仕上がっている。今回の事件は、一人の弁護士の殺人事件で幕を開ける。物語の早々に犯人は捕まるが、そこに過去に起きた殺人事件とを絡め、犯人の男がひた隠しにしている、事件の裏に潜む人間関係が、次第に明らかになっていく面白さがある。

2021/04/20

nanako

よくも悪くも東野圭吾さんの作品という感じでした。かなり読むのを楽しみにしていたのですが、期待値が高すぎたのかもしれません。白夜行を超えるような作品はなかなか書けないのではないでしょうか?

2021/04/25

ノンケ女医長

東野圭吾作品を、毎回ワクワクしながら購入する。新作は500ページ超と、気合いを感じさせる量。読み終わり、何か心に残るものがあったかと考え込んだが・・・あまり出て来ない。作品終盤、犯人の出現がずいぶん急で、戸惑ってしまった。殺人の動機と、刺された直後の被害者心情が特に突出していて、理解することは少し難しかった。繋がってしまった当事者同士にしか分かりえない、強固な思いもあるのだろうけど、「手を繋ぐ」は、いったい何を象徴するのだろうと悩んだ。世の中が平和になったときに、もう一度読み直してみることにする。

2021/04/19

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