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片見里荒川コネクション

片見里荒川コネクション

片見里荒川コネクション

作家
小野寺史宜
出版社
幻冬舎
発売日
2021-05-26
ISBN
9784344037908
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片見里荒川コネクション / 感想・レビュー

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のぶ

この本には前編があったのですね。特に問題はなかったけど。作品では二人の人物が登場し、章で交互に描かれていく。一人は22歳の田渕海平。寝坊で卒論を出しそこね、留年が決定する。もう一人は75歳の中村継男。弟分に頼み込まれ、「オレオレ詐欺」の受け子になってしまう。二人の共通点は片見里という土地の出身である事。東京から電車で3時間以上かかるところ。各章では二人だけの群像劇の印象も受けるが、ある時に同郷であること以外接点がなかった二人が出会い、一つのドラマが繰り広げられる。二人の個性と頼りなさが面白かった。

2021/06/14

よつば

ああ、なんて心地良い読後感。75歳の継男っちに心を鷲掴みされ惚れてしまう。寝坊で卒論を出し損ね留年が決定した22歳の田渕海平と、大学入学で片見里から上京して、一人で生きてきた荒川在住の75歳の中林継男。共通点は片見里出身の1点のみ。53歳も年齢が離れた二人がひょんな事で繋がり、その縁がどんどん広がって、周りの人達の人生が好循環して行く展開に心躍る。海平のルーズさや言葉遣いにムムっとなるものの、それを忘れさせてくれる継男っちの人間としての器の大きさが堪らない。人として何が大切か、それを教えてくれる沁み本。

2021/06/19

pohcho

75歳の中林継男と22歳の田渕海平。片見里出身の二人が東京の荒川で出会う物語。以前習っていた中国語の忘年交(年齢を超越した交友)という言葉を思いながら読んだ。いつもながら日常のディティールがとてもいい(納豆にもずく酢、私もよく食べてる)継男さんがとても男気のある人で素敵だったし、物知らずで失礼だけど愛されキャラの海平が、自分の夢を見つけるラストもよかった。前作は未読なのでまたいつか読みたい。

2021/07/20

ポチ

22歳と75歳と年齢差があっても人としての在り方、生き方に興味を持てば、お互いのその後の人生も面白くなりそうですね。前作も読まなくては。

2021/06/26

クボタ

小野寺史宜さんの作品と言える小説だ。今回の主人公は大学5年生。卒業論文の提出を寝過ごして受領してもらえず留年する。決まっていた就職先もパーになる。留年してからは暇にしていて、おばあちゃんの依頼で彼女の小学生時代の同級生を探す。見つけたその同級生のおじいさんや寺の住職達との交流など良い(?)留年で人間的に成長する物語と言える。

2021/07/10

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