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霧をはらう

霧をはらう

霧をはらう

作家
雫井脩介
出版社
幻冬舎
発売日
2021-07-28
ISBN
9784344037946
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霧をはらう / 感想・レビュー

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ヘラジカ

プロットは至ってシンプル、地味と言っても良いかもしれない。しかし、それだけに作者の確固たる力量、技巧を存分に感じ取れる作品でもある。まず以って人物造形の上手さを特筆したい。これまた派手さはないが、物語の流れのなかでも自然で違和感が殆どないのだ。弁護士から事件関係者、核心には関わらない末端の人間まで過不足なし。主人公はやや善人すぎる嫌いがあるが、他は人間の汚い部分もしっかりと描けている。「そこに繋がるのか」という驚きの結末もミステリーとして申し分なかった。殆ど隙のない快作。自信を持ってお勧めしたい一冊!

2021/07/29

あざすたしあ

幼い娘の入院していた病室で、4人の患者(すべて病で入院中の子供たち)の点滴に異物を入れて殺害に至ったという話題の母親が容疑をかけられた。その裁判に携わることになった主人公の若き弁護士。 悪気なくふわふわとした言動をとるその母親は本当に無罪なのか、それとも・・・と最初は半信半疑で弁護の手伝いをするが、被疑者のふたりの娘を助けたいという願いも胸に、無罪を勝ち取ることを決意するが… 裁判員裁判で勝てるかどうかという緊迫感で徹夜で読みました。主人公が迷いながらも前に進んでいく人なので読み心地よし。

2021/07/30

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