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小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常

小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常

小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常

作家
辻山良雄
出版社
幻冬舎
発売日
2021-06-30
ISBN
9784344038042
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小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常 / 感想・レビュー

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みどどどーーーん(みどり虫)

辻山さんの視線や考え方や文章が好きだなぁと思った。タイトルの意味を知る「あとがきに代えて」まで、読んでいて穏やかな気持ちになるような本だった。こんな本屋さんが近くにあったらいいのに。子供の頃近所に、引き戸を開けて入ると真ん中にでーんと平台、壁三面が本棚というこじんまりした本屋さんがあって、よく行っていたのを久しぶりに思い出した。今の行きつけは大手のチェーン店だけど、馴染みの小さな書店が欲しくなった。欲しい〜。ここらにはない〜〜(泣)いつか「Title」を訪ねよう。うん、そうしようそうしよう。

2021/09/21

pohcho

荻窪の新刊書店「Title」を営む辻山さんの日常を綴ったエッセイ。「便利だが貧しい」という今の社会に一石を投じられている。昨年、コロナでトイレットペーパーが買い占められた店の光景を見て、「自分はこうした行為に抗うため、本を売っているのではなかったか」と書かれていたのが印象的だった。大きな書店に行くと最初はウキウキするけど、あまりに書籍が多くてだんだん疲れてしまう今日この頃。辻山さんが小さな書店でどんな棚を作られているのか、とても興味がある。いつかお店を訪問してみたい。

2021/11/05

tamami

東京の近郊で個人経営の新刊書店主である著者の、日々を巡るエッセイ。今まで読書生活の中で、出合った本屋さんは相当な数に上るけれども、本書に記されたような雰囲気を持った本屋さんはほとんど姿を消してしまった。そんな本屋さんと、小さな声で語る店主の物語。身辺雑話から、著者、常連客の人となりまで。自分の読書生活の何割かは、本書に描かれた情景の中で形作られてきたとの思いが湧いてくる。人は生きるためにはパンが、その生活のためには心を慰めるものが必要という。人を人たらしめる存在としての本屋さんの姿がここには描かれている。

2021/07/31

佐島楓

静謐な時間のなかで選ぶ本。書店の醍醐味のひとつはこれであろう。早くワクチンを打ってTitleにお邪魔したいと心から思う。

2021/07/15

ケイティ

ああ、良いなぁ。久々に文筆家ではない方で、しみじみ感動する上質な文章に出会えました。杉並で個人書店を営む辻山さんのエッセイというか日々の雑記だが、お人柄がとてもよく出ています。もともと大型書店から個人の裁量でやるということは、自分の美学やこだわりが強そうなのに、押し付けることなく本と出合う場所として淡々と、誠実にその扉を開いている。辻山さんの考え方や生き様は、誰にとっても響くものがあるはず。日ごろから物事や気持ちを深く考え、地に足つけて自分の日常を紡いでいく姿勢は、優しく柔らかい。いつか訪れたいです。

2021/10/29

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