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小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常

小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常

小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常

作家
辻山良雄
出版社
幻冬舎
発売日
2021-06-30
ISBN
9784344038042
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小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常 / 感想・レビュー

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佐島楓

静謐な時間のなかで選ぶ本。書店の醍醐味のひとつはこれであろう。早くワクチンを打ってTitleにお邪魔したいと心から思う。

2021/07/15

tamami

東京の近郊で個人経営の新刊書店主である著者の、日々を巡るエッセイ。今まで読書生活の中で、出合った本屋さんは相当な数に上るけれども、本書に記されたような雰囲気を持った本屋さんはほとんど姿を消してしまった。そんな本屋さんと、小さな声で語る店主の物語。身辺雑話から、著者、常連客の人となりまで。自分の読書生活の何割かは、本書に描かれた情景の中で形作られてきたとの思いが湧いてくる。人は生きるためにはパンが、その生活のためには心を慰めるものが必要という。人を人たらしめる存在としての本屋さんの姿がここには描かれている。

2021/07/31

pirokichi

書店Titleの店主・辻山良雄さんのエッセイ。幻冬舎のブログに掲載されたもので殆ど既読だったが、改めていいなあと思った。我が家からバスで30分程の場所にあるTitleはこれまで数回しか訪れてはいないが、私にとって大切な場所。亡き弟と一緒に本を選ぶ場所。心が鎮まる場所。「まったく新しい、けれど懐かしくて」胸が熱くなる場所。「それは本に託した、われわれ自身の小さな声だ。ただ本を売ることは誰にでもできるかもしれないが、書棚に光を宿すのは、思いの詰まった仕事にしかできないかもしれない」。齋藤陽道さんの写真もいい。

2021/07/10

ほし

東京は荻窪の新刊書店、Titleの店主である辻山さんによるエッセイ。本屋を日々営むなかで出会った光景や、過ぎ去った思い出たち、そしてコロナによって変わっていくお店と社会…。誠実に本と向き合っている辻山さんだからこそ見えているものが、丁寧な言葉によって綴られており、読んでいて気持ちが安らいでゆくのを感じます。大きな声をそんなに気にすることはなく、小さくても自分の言葉で話していけば、誰かは耳を傾けてくれる。優しく背中を押してもらえる一冊でした。

2021/07/24

funkypunkyempty

★★★★☆ 印象としては一日一日を丁寧に積み重ねている本屋さんTitle 今まで4~5回お邪魔したが、いつも静かに街に溶け込んでいた。昔、この街に住んでいたから余計に当時の自分の日常の1ページにもこの本屋さんが出てくる、嬉しい錯覚。そんなお店の店主の辻山さんのエッセイ。背伸びせず優しく言葉を紡いでいる。どこから読んでも大丈夫、いつ行っても大丈夫なお店と同じ、そんな1冊。いい本だった。

2021/07/03

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