人生の目的 (幻冬舎文庫 い 5-5)
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人生の目的 (幻冬舎文庫 い 5-5) / 感想・レビュー
ehirano1
ここまで赤裸々に描かれていることに驚きと同時に清々さを感じました。おそらく、ここまで赤裸々にしてはじめて「人生の目的とは?」という問いに答えが出せるのではと思いました。 そして解説は「夜を賭けて」の梁石日が“解説はこんな風に書くんだぞ”と言わんばかりにこれまた素晴らしいです。
2019/08/11
レアル
この手のタイトルで「人生の目的とはこれだ」と回答する本を見た事ないので、結局は「自分が探すしかない」のだけれど、著者は仏教、とりわけ親鸞聖人を挙げてその目的の探し方をエッセイ風に語っている。読んでいて「歎異抄」を著者が現代版に訳されたそんな印象をもったこのエッセイ。理想的な人間像を追求するよりも、ありのままの人間像をさらけ出すその中から追及する著者像もまた親鸞聖人とそっくり。最近急に著者の本を読みたく手に取った。
2020/05/08
wata
叔父からの借り本。信じて正しいと思っていたことが戦争に負けたことで一変し人生を狂わした人がどれほどいたことか。目的は年齢や立場や環境で変わりそうだと思うけど死ぬ時自分の生きた目的が見えるかなぁ?
2022/10/01
団塊シニア
人生に目的、ないかもしれない、目的を見つけるのが人生の目的である、だから生き続けなければならないという筆者の言葉は説得力がある。
2013/02/03
ネロ
著者の幼少期の話、自分にとっては祖父母世代の話なのだが、それが面白く興味深く読めた。タイトルに惹かれ手にした本だが、目標なんかは決めたり目指したりはするものだけど、人生の目的は?ときかれたらなかなか言葉は出ないもので。著者は「自分の人生の目的を見つけるのが、人生の目的である」と言う。人生の目的の第一歩は生きること。運命と宿命を知り、それを受容してなお生きること、と。お金にも触れられていて、「人間より偉いなんて思ってるんじゃあるまいな。こっちがお前を使うんだ、そっちに使われるんじゃない」。なんだかハッとした
2020/09/29
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