ZERO 下 (幻冬舎文庫 あ 19-3)
「ZERO 下 (幻冬舎文庫 あ 19-3)」のおすすめレビュー
『名探偵コナン』安室さんの「公安警察」って目暮警部たちと何が違うの?
『ZERO〈上〉〈中〉〈下〉(幻冬舎文庫)』(麻生幾/幻冬舎)
興行収入は5年連続で最高記録を達成、前作『から紅の恋歌』は2017年邦画ランキングNo.1を獲得した『名探偵コナン』劇場版シリーズ。その前作を上回る快進撃を続けているのが、劇場版最新作『名探偵コナン ゼロの執行人』だ。
ヒットの立役者は、なんといってもあの男──喫茶ポアロの店員にして私立探偵、黒ずくめの組織の探り屋、そして公安警察という〈3つの顔〉を持つキャラクター、安室透だろう。『名探偵コナン 安室透セレクション ゼロの推理劇(小学館ジュニア文庫)』(酒井匙:著、青山剛昌:原作・イラスト/小学館)でもいろいろな表情を見せる彼だが、劇場版最新作では、〈3つの顔〉の中でも公安警察としての一面がフィーチャーされている。
公安警察……日常生活では聞き慣れない言葉だ。そこで「“公安”って何?」「コナンでおなじみの目暮警部たちとは違うの?」という人から、「安室さんって、公安の秘密組織〈ゼロ〉の人なんだよね?」「〈ゼロ〉についてもっと知りたい!」という警察もの玄人まで、たっぷり楽しめるエンター…
2018/5/12
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ZERO 下 (幻冬舎文庫 あ 19-3) / 感想・レビュー
koba
★★☆☆☆
2019/07/05
ヨーコ・オクダ
下巻。早めのページから泣いてしまう。海自の極秘で過酷な潜水艦隊のミッション…。まぁ、これまでの公安ネタのいろいろがあってこそ、中国で追い込まれている峰岸の救出へ向かう潜水艦ネタが活きているのかもしれへんけど、3冊の中で1番興味深く、惹きつけられる部分。ヘビーな公安小説が読みたくて買うたはずの本作…上巻からの隠され、妨害され、騙され、裏切られ…の繰り返しは、下巻の終盤のどんでん返しの嵐で回収され、一応、真相らしきものは見えるのだが…そんなことより、やっぱり潜水艦隊!自衛隊!!防衛庁!!!アツい彼らが◎
2023/06/14
hideo
エスピオナージ作品として、読み応え十分なのだが、日本、中国の政治と警察組織、また軍事資料に精通していないと、なかなか読みづらいかもしれない。かなり、その部分は飛ばして読んでしまった。
2016/09/04
おさむ
正確にはハードカバーの下巻を読んだ。日中間の壮絶な情報戦といいたいところだか、いたずらに長いうえ、中身は薄っぺらいハリウッド映画並でした。終わり方も消化不良。
2013/12/21
まご
再読。こういう話だったっけ?と思った。リアルなのは、最初の協力者獲得作業の虎の巻等だけで、あとは、読みづらい。エンターテイメントです。
2017/10/30
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