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依存 (幻冬舎文庫)

依存 (幻冬舎文庫)

依存 (幻冬舎文庫)

作家
西澤保彦
出版社
幻冬舎
発売日
2003-10-01
ISBN
9784344404472
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依存 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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W-G

ボリュームもあり満足度高め。ただ、ボアン先輩とタカチの会話なんかでグッとくる場面もあるけれど、ボアン先輩のキャラ造形の良さに負うところが多く、タカチがかっこよく描かれているようには私は思えなかった。ラストの対決シーンも、頭脳戦でバチバチではなく、悪く言えばただ強気に出てみただけのこけおどしだったり。そこはミステリらしく過去の犯罪の物証を提示して、おとなしくしてないと刑務所行きだよ、的な論戦くらいは見せて欲しかった。タックとタカチが狭い世界で傷を舐めあうような危うい関係になりそうな気配も微妙に感じてしまう。

2017/12/05

ダイ@2019.11.2~一時休止

匠千暁その6。本作ではウサコが主人公。いろんな謎に絡んでくる依存の問題。途中まで重い展開で進むがイイ感じの終わり方でよかった。

2015/09/09

aquamarine

タックとタカチの話を盗み聞きするような形になってしまったウサコ。話はそのウサコ視点で数日前からそこに至るまでを振り返る部分とその場との交互に進みます。途中小さなたくさんの事件に対し推論を闘わせていくのはいつものことなのですが、読み終わってみるとそれらが決して独立したものではないこと、視点がウサコでなければならなかったことなど名作と言われる所以に納得しました。現在のタックを作った過去の出来事は重すぎるのですがラストの展開が見事でほっとします。読後タイトルがずっしりと響いてきました。

2015/09/07

papako

タック&タカチシリーズ。6冊目だった。分厚いのに早く読めた。今回はタックの過去とウサコの内面にせまる。ウサコのかわいこちゃんキャラの裏に隠された洞察力に納得。彼女がボアン先輩の仲間に入る経緯も描かれ、だんだん輪郭がしっかりしてきましたね。そしてタックの苦しい過去と人格形成にかかわった謎が明らかにされる。そして前作のタカチの言葉が、思わぬ形で守られてニンマリです!いつもの推理合戦もキレキレで、人間の暗部をあぶり出してくれます。シリーズ追うごとにどんどん面白くなりますね〜。次の届くの楽しみ!

2015/09/01

buchipanda3

何も事情を知らないはずなのに全てを悟っているかのようなボアン先輩がスゴいなと。匠千暁シリーズ長編。全編に人間の身勝手な依存の怖さが漂ってくる作品だった。今作はタックの過去がメインであり、回想役のウサコの思いを綴る話でもあった。特にウサコの方はようやく気付いたと思ったら、強烈な話の流れの中でタックが救われるには、あの展開しかなくて何とも言えない気持ちに。タックの話はあまりにも痛ましく、それでも前作の対をなすよう形で溜飲を下げる。謎解き談義も楽しめたし、三人の気持ちに区切りがついてどんな展開になるか楽しみ。

2018/08/26

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