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燃えつきるまで (幻冬舎文庫 ゆ 1-9)

燃えつきるまで (幻冬舎文庫 ゆ 1-9)

燃えつきるまで (幻冬舎文庫 ゆ 1-9)

作家
唯川恵
出版社
幻冬舎
発売日
2005-04-01
ISBN
9784344406513
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燃えつきるまで (幻冬舎文庫 ゆ 1-9) / 感想・レビュー

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読み始めたら続きが気になって止まりませんでした。5年間交際した恋人からの別れで壊れていく怜子が、客観的に見ると不気味だし犯罪まがいだったり、気持ち悪かったけど、失恋した時とか本当にあんなふうに多かれ少なかれなるものなんだろうと思います。怜子の周りの女性たちが皆いい人で羨ましい。特に美穂が好きでした。

2019/01/15

mmts(マミタス)

恋愛小説の王道ですから、かなりボロボロになるほど読み漁りました。唯川恵さんは恋愛絡みで傷心している女性、その心理描写が素晴らしく読み応えを感じました。たしかに二十代前半の失恋、三十路を挟んでいる失恋は違いますもんねぇ。ここに事情は書けませんが、かなり共感しました。きっと女性ならば経験することではないかと。自暴自棄になるケースはあると思いました。しかし、"幸福=恋愛、結婚、出産"とは限りません。誰しも自分自身に合った幸福に出会えますように。もちろん、全てに年齢制限はありませんし。きっと失恋は癒されますよ。

2016/10/29

ミッフー

5年も続いた彼氏から突然別れを告げられ身も心もボロボロになり、それでも最後は明日への希望を抱く三十路女性の物語📖女性向け失恋時対処法本と言っても良いのかな🤔ストーカー的な状況になるまで堕ちていくが、それって女に限らず男である僕にも過去よく似た出来事も😅狂気にも似た嫉妬は男も女も関係ありませんよ😜それにしても、女性だから分かる女のズルさや嫌らしさが見事に描かれてる同本✨この本をもし思春期の頃に読めてたならば、女性=清潔・純粋って穿った先入観持つことなく女性に対し青春期に悩む事もなかったのにな〜僕😓

2020/02/18

アッシュ姉

五年間付き合ってプロポーズもされた彼に突然振られてしまった主人公。三十一歳を迎えて仕事も恋も順調そのもの、そろそろ結婚かと思っていた矢先の出来事に立ち直れないほどショックを受ける。感情のコントロールが効かなくなっていく様が痛々しい。読み始めは恋愛小説、途中ちょっとサスペンス、最後は失恋小説。イライラ、ハラハラ、終わりはジーン。前半はじりじりと長く感じたが、後半は一気で気づけば半日で読了。さすが唯川さん!

2021/07/15

ナマアタタカイカタタタキキ

邪悪な炎の燃え尽き方は、思いの外清々しかった。このようなプロセスを経て、初めてその恋は終わったといえる。失恋のどうしようもない痛みを抱えながら生きるということは、刑務所の塀の上を覚束無い足取りで歩くようなもので、怜子側に転ぶか、恭子側に落ちるか、その差は紙一重、誰しもいずれの可能性も孕んでいる。ギリギリのところで身を翻してはいるものの、半ば狂気に呑まれてしまっていた怜子の奇行を、自分がしないと言い切れるだろうか。まあ、現実の女性とはもっと強かで、ここまで落ちぶれる前に引き返せる人が殆どなのかもしれないが。

2020/02/17

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