気の発見 (幻冬舎文庫 い 5-7)
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気の発見 (幻冬舎文庫 い 5-7) / 感想・レビュー
レアル
気は見えないし、科学的にも証明されないけれど、ないとは言い切れない。試合前の緊迫感やテスト前の張りつめた空気は明らかに気からくるもの。そんな気について著者と気功家望月氏との対談本。気の存在や概念、治療、思考と気について真剣に考えた事がない私にとって興味深い本。著者の言う「気は見えないけれど感じ取れるもの」だから面白い!に納得。
2021/03/16
yamatoshiuruhashi
読友さんのレビューで知った本。対話で「気」の「存在」を論じ、分かりやすく興味深い。学生時代に「実験心理学」という講座が必修単位の中にあった。講義自体は心理学概論という程の内容であったが、もし単位を落としそうになると教授の実験室で水槽の魚に方向転換を促す意思を送りどちらに方向転換したかという奇妙な「実験」に協力させられていた。(要するに金魚ちゃん右に曲がれと念じて曲がるか直進か、右か左か。)学生時代に教材として読んだその教授の本ではその実験について「被験者の意志と魚の方向には関連性が示唆される」とあった。
2021/03/27
舟江
五木は、「気」は見えないから面白い、と言う。そして科学的に計測される程度の「気」は、手に取って遊べるオモチャの様なものだ。とまで言う。背中を押してくれる本であった。
2017/02/24
けん
★3.5
2020/07/24
●●ヨシ
普段まず手にしない、未知の領域のジャンルへ挑戦。 「気の通りが良い人かどうかは、元来の体質と、マインドの柔軟性にある。」 これは知識の習得にも通じる法則。 新しく異質なものを、柔軟に受け入れ血肉に変えられるか。 自己を変容させられるか。 そもそも、情報取得の目的は、意思決定の材料を増やし、行動を変えるため。 変化を受け入れるマインドこそが、これからの生き残る上で重要な資質となる。
2019/04/15
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