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男気万字固め (幻冬舎文庫 よ 10-1)

男気万字固め (幻冬舎文庫 よ 10-1)

男気万字固め (幻冬舎文庫 よ 10-1)

作家
吉田豪
出版社
幻冬舎
発売日
2007-02-01
ISBN
9784344409194
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男気万字固め (幻冬舎文庫 よ 10-1) / 感想・レビュー

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道楽モン

すべての面子がことごとく強力で、読んでるとグッタリ。しかしながら読書中断すら容易でない、物凄い引力に戦慄する思い。スケールの大きさ、常識からの逸脱具合が常軌を逸している人々のオンパレードに、我が価値観も揺らぎまくる始末で、圧倒されて思考停止寸前になってしまう。インタビュー本とはいえ、サブカルやスポーツ、芸能の世界で一時代を築いた人々の逸話や裏話はアンビリーバブルの連続。それぞれが強固な行動原理と人生観の上で行っている故、脆弱な善悪や正義を持ち出したところで、まーったく太刀打ちできる訳がない。肯定あるのみ。

2023/10/31

akihiko810/アカウント移行中

図書館本。吉田豪の初単行本インタビュー集。印象度B+  漫画家のさいとうたかを、本宮ひろ志のインタビューだけ読む。二人の漫画家の実像にここまで迫ったのは、吉田豪が最初で最後なんじゃないだろうか。さいとうが文化系の漫画家業界に(図らずも)体育会系文化を持ち込んだこと(番長だった)、本宮の「大将感覚」がすごい。惜しむらくは、本宮に武論尊との逸話を聞かなかったことくらいか。

2020/09/17

gonta19

2007/2/10購入 2009/4/9 東京からの帰りの電車内で読み始める。 2009/4/16 家で読了 もう終わってしまったTBSラジオ「ストリーム」で知った吉田豪氏のインタビュー本。 山城新伍、ガッツ石松、張本勲、小林亜星、さいとう・たかを、本宮ひろ志らの男気あふれる行動をしゃべる墓荒らしと呼ばれた吉田氏が巧妙に引き出す。最後に文庫化を記念して乙武洋匡氏との対談があるが、インタビュアーが優れていると人はこんなにしゃべるものなのだ。再掲載を断った畑正憲氏の分も読みたいなぁ。

2009/04/16

Stair512754

文庫版ではなく単行本で読んだ ただし張本勲の章だけ こらアカン(笑)そら叩かれますわな こんなこと自慢気に語ってる人間を御意見番みたいに持ち上げてテレビに出す方が悪いわ 「我々の世界は数字が人格を決める社会だから。学歴、学問は関係ない。4割打てば人格者なんですよ(笑)」 成績さえ残せばオールOKだそうです こういう考え方してる人なんですもん 早くテレビから消えて欲しい いや、反面教師として残しておくべきか(笑)

2021/08/30

だんいん

中途半端ではなく完全に振り切ってる方々ばかりで気持ちよかったです。僕も中途半端ではなく振り切った人間になろうと読んでる間は思っていましたが、本閉じて2秒後には「いやいやむりむり(ヾノ・∀・`)」と初めて使う顔文字も出てくるくらい我に返りました。改めてインタビュー前に相手の情報を全部調べている吉田さんのプロフェッショナルな姿勢に一番痺れました。

2019/01/03

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