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ジミーと呼ばれた天皇陛下 (幻冬舎文庫)

ジミーと呼ばれた天皇陛下 (幻冬舎文庫)

ジミーと呼ばれた天皇陛下 (幻冬舎文庫)

作家
工藤美代子
出版社
幻冬舎
発売日
2012-06-12
ISBN
9784344418684
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ジミーと呼ばれた天皇陛下 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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donboo

今上天皇である明仁陛下の素顔に迫るノンフィクション。戦後の昭和という時代にアメリカから来た家庭教師の夫人が大きな影響を与えたという事実を知り、大変興味深く読んだ。健康状態を気にすることなく東日本大震災の現地慰問に勇気付けられた被災者も多く、その時のお言葉全文が巻末で読むことができ、貴重な写真も多数、満足の一冊でした。

2016/08/25

nabe2511

戦後復興時期、皇室とGHQのやりとりや今上天皇の英語教育の方針など昭和天皇は先んじて国際化を目指していたんですね。

2016/04/25

うたまる

敗戦によりアメリカ女性が家庭教師となった今上天皇の若き日を描くノンフィクション。正直なところ生徒に英語の名前を付けたのは、戦勝国民の傲慢だろう。後々いくらそのメリットを説いたとて、非礼は非礼だ。しかし、これも敗戦国が受け入れなければならない忍従の一つなのだろう。誰よりも戦争責任を痛感していた昭和天皇は、我が身と皇統を守るためマッカーサーの尻を舐めに舐めた。皇太子にアメリカ人家庭教師をつけたのも、ある種の人身御供だ。考え込んでしまうよ。原爆を落とした国にここまでして守った皇統。靖国神社の英霊には冷たい皇統。

2016/11/01

ミノカサゴ134

現上皇についての本。終戦後ほとなくして当時の皇太子の家庭教師として米国から招聘されたヴァイニング夫人の目を通して皇太子殿下の人柄、性格などを垣間見る(想像する)ことができる。またマッカーサーが昭和天皇に続き皇太子と対面した際に感銘を受けたこと、日本という国には天皇という存在(象徴)が、敗戦からの復興だけでなくその先の国の成り立ちにとっても不可欠だと理解した(?)ことなど、その時々の運と縁で、皇室が続いてきたことがわかる。これにインタビューを盛り込むことができれば良いのだがさすがに無理だよね。

2022/03/15

かるてぶらんしぇ

旧現人神 in Japan

2021/11/24

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