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いじめの鎖 (幻冬舎文庫)

いじめの鎖 (幻冬舎文庫)

いじめの鎖 (幻冬舎文庫)

作家
弐藤水流
出版社
幻冬舎
発売日
2012-10-10
ISBN
9784344419322
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いじめの鎖 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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まさきち

初読み作家さん。過去に行われたいじめの関係者が次々と殺されて、その現場にいじめに利用されてある遊びにまつわるイラストと次の犯行のヒントが残されている。そして犯行理由を匂わせる被害者の体の一部が持ち去られ、後日警察署に送りつけられる。一見どこにでもありそうな展開だけれど、過去のいじめの場面と現在の警察の動きが適度に入り混じって展開し、話の流れもよく、合間々々に挟み込まれたハプニングも小気味よく、あれよあれよという間に読了となりました。

2022/11/24

チアキ

これはまた、エライ小説を手に取ってしまったぞ。陰惨な過去のエピソードの描写、叙述トリック、巧みなミスリードもさることながら、時々挟まれるギャグや小ネタが面白い!個人的には「THE・熟年の魅力」と「ブフォーッ」がツボでした(笑)アンジャッシュのコントみたい。「TRICK」とか「SPEC」が好きな方は、楽しめるんじゃないでしょうか。そのおかげか、重苦しい題材でしたが、わりと気軽にサクサク読めました。作品にメッセージ性を付加することに執着せず、とことんエンタメ性に特化した作品だと思います。良く言えば「楽しく読め

2013/08/26

うーちゃん

改題前のタイトルは「怨み返し」。かつてのいじめグループのメンバーが、一人ずつ殺されていく。犯人は あの時のいじめ被害者なのか。過去のいじめの描写が過酷なぶん、復讐とも思える殺人事件の発生には、ある種のカタルシスを感じてしまう。警察側の描写が、ほんのりコメディータッチになってたのは残念。緊張と緩和みたいな感じなのか。シリアスでよかったのに。一部は、伏線として効果をあげていたのでなるほど、と思ったけれど。まあ、完全に個人の好みだから、平気な人には無問題か☆作者の方、北九州出身!応援しまーす(^O^)

2013/06/25

BB

読メで、目にして、長いこと読みたかった一冊。題材や組み立て、一つ一つの描写は、とっても好み!ながら…途中途中挟んでくるコメディータッチに、必要性を全く感じない。また、自分的には、真相もアンフェア感が…。綺麗に、プラスマイナスゼロ(笑)不思議な1冊、そして、昨夜0:10に読了、1月分にカウントされなかった1冊。ごちそうさまでしたm(__)m

2017/02/02

merry

元のタイトルは「怨み返し」とのこと。警察内部のごたごたは必要?ちょっと古めの警察小説な感じです。

2013/05/27

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