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憑き歯 ~密七号の家~ (幻冬舎文庫)

憑き歯 ~密七号の家~ (幻冬舎文庫)

憑き歯 ~密七号の家~ (幻冬舎文庫)

作家
五味弘文
出版社
幻冬舎
発売日
2013-07-12
ISBN
9784344420434
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憑き歯 ~密七号の家~ (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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HANA

読友さん御推薦。裏表紙の粗筋読んで土俗系ホラーかなと期待したけど、土俗要素はほとんど無かった。部外者の視線と当事者の視線の両者が絡み合っていて、進行するに従って当事者が追い詰められてくるのは面白かったな。ただ如何せん行為そのものが書かれていないため、部外者の視線からがあっさりしすぎているように感じた。後これをネタに使うホラーは有名なのが大量にあるので、どうしてもそちらと比較してしまう。そもそもの原因がインパクトにかけるため弱く感じるのかな。最後はいくつかツッコミどころはあれど、流れは良かったかな。

2013/08/02

空猫

お気に入りさんのレビューから。…ある日突然死んだ姉の様に心身とも変わってしまった少女、母の様子もおかしくなり、父は禁忌にじわじわ近づいていって…。考えてみると「歯」ってむき出しの骨だし、それで食べ物(肉)を噛みちぎる訳だからどこか怖いよね。作家ではないので文章や展開が粗いけれど、ザ・ジャパニーズホラーって感じでした。

2019/11/06

ちょん

ほどよく小気味悪い感じで良いホラー!でも印象には残らないかなぁ(>_<) 作者がお化け屋敷プロデューサーというのに驚きq(^-^q)

2018/04/10

ぎん

なかなか面白い。ゾクゾクする怖さとグロい怖さで畳み掛ける。でも、センサー付きの監視モニターをそのままにした大家の心境が不可解。

2017/02/21

ntahima

【Kindle-81】標準タイム5時間12分。純和風高湿ホラー。但し、明治・大正の怪談にはこのようなジメジメ感はないので、伝統というよりは坂東眞砂子の『死国』に始まる所謂ホラージャパネスクの系譜か?深夜に陋屋の窓を全開にし、ガサコソいう正体不明の物音をBGMにして読むとそれなりに怖い。絡みつくアサガオの蔓の動き。人知れず生え聳える黒い歯。密○号の密とは何か?ホラーとしてよくできているのは認めるが、真冬に暖炉の傍で語られる“正調英国怪談”を読んで育った私としては、怨念の持つエグさが今一つ体質に合わなかった。

2017/07/22

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