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東海道でしょう! (幻冬舎文庫)

東海道でしょう! (幻冬舎文庫)

東海道でしょう! (幻冬舎文庫)

作家
杉江松恋
藤田香織
出版社
幻冬舎
発売日
2013-07-05
ISBN
9784344420472
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東海道でしょう! (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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つちのこ

昨年18日間かけて完歩した東海道。五十三次の一コマづつの風景を懐かしく思い出して読んだ。一緒に行動しながらも著者それぞれの視点と思い入れが違うので新鮮である。文学や歴史のウンチクが豊富な杉江氏は宿場にちなんだ作家や史跡を詳しく紹介しており参考になる。歩くことに集中して資料館等に立ち寄らなかった自分の旅がずいぶん勿体なく感じた。かたや藤田氏のルポは、足が痛い、バテた、もう嫌だ、泣いたり、マッサージとか…ネガティブな連続にうんざり。更に話題も食べることばかりなので「アンタ、何で歩いてるの?」と問いたくなった。

2023/08/27

saga

書評家男女+編集&ゲストで踏破する東海道道中記が面白い。スギエさんは道中に関連する本の知識がすごく、本書のおかげで読みたい本が23冊も増え、そのうち数冊は既に購入予約済み。フジタさんは当初イヤイヤながら企画に参加したものの、紆余曲折の後、1日3~4万歩なんて当たり前になって、これまたすごい! 私も万歩計愛用者だが、1日2万歩も歩くことは稀である。スギエさんのルポに、フジタさんのエッセイが組み合わさり、東海道を一緒に歩いている気分で読了。

2013/10/08

姉勤

もっと早く読めばよかった積読本。弥次&喜多ならぬ書評家コンビと、編集者と作家ゲストの数人で、東海道をなぞる旅。二月近い自由な旅行は望めない、1年半かけて「歩く」現代の五十三次。 杉江氏は、宿場毎に因んだ書物と文芸作品と史跡情報を。藤田氏は、初心者視点で旅の辛さと痛さ、見出した面白さ、そして美味しさを紹介。道中スマホを駆使し、ツイッターやフォロワーも絡み、いかにも現代的。読んでる自分もグーグルのストリートビューをグリグリし、道中の松並木や宿場の町内をヴァーチャルに楽しんだ。一緒に三条大橋を渡りましょう。

2015/06/18

瀧ながれ

え?この二人が東海道を歩く!? と、カバー裏を読んで驚きました。でも、悪天候や体調不良、精神的葛藤などありつつ、歩ききってました。スゲー、尊敬。長距離を歩くための装備や、道中の人間観察を記録する藤田パートもおもしろかったけど、各地の歴史や、そこにまつわる新旧の文学作品を紹介する杉江パートが、たいへん興味深く、メモとりながら読みました♪

2013/08/11

なにょう

気軽に読めるかと思って図書館から借りてきた。通勤中ちょっとずつ読んで、1週間かかった。★スギエさんの博識には驚く。良い歴史の勉強になった。藤田さんの赤裸々な記述も面白かった。当初、すぐへこたれてたのから、どんどん歩きなれてく感じがリアルだった。濃い内容だった。

2014/10/16

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