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ドS刑事 三つ子の魂百まで殺人事件 (幻冬舎文庫)

ドS刑事 三つ子の魂百まで殺人事件 (幻冬舎文庫)

ドS刑事 三つ子の魂百まで殺人事件 (幻冬舎文庫)

作家
七尾与史
出版社
幻冬舎
発売日
2014-08-05
ISBN
9784344422360
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ドS刑事 三つ子の魂百まで殺人事件 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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ひろゴン

ホテルの一室で無残な姿の女性が発見される事件が起こった。その名も「スイーツ食べ過ぎ殺人事件」。刑事の代官山達は、「被害者の命が尽きるまでひたすら食べさせる」という異常性に恐れ慄く。しかし、ガッカリする程の猟奇趣味をお持ちのマヤ姫様は、現場の様子から犯人の美的センスを高く評価していた。そして、事件の捜査を開始した代官山達だが、なかなか解決の糸口は見えてこない。そのうち、いつも通りに単独行動を取り始めるマヤ姫だったが、彼女の辛い過去との繫がりが徐々に見え始めるのだった……。安定の面白さでした。お勧めです!

2020/10/19

りゅう☆

食べ過ぎで内臓破裂、電気椅子で叫びすぎて喉が潰れ、まぶた切除され瞬きができず。どれもマヤが好きそうな殺人事件。過去に自殺者がいる共通点あり。時は中学生のマヤ。猟奇好きは神童キリコの影響。ホラー映画主演を夢見るキリコは消えた女優の代役でマヤとある場所に連れて行かれある人物と出会う。そこには怪しい企みが。キーワードは本物の殺人シーンを撮影したスナッフフィルム。昔なぜかこのDVDを見たような?マヤが危険な状況に置かれハラハラ。そして大御所マヤパパ登場。その威圧感に押されっぱなしの代官山、もはや笑うしかないね笑。

2020/09/30

☆ゆう☆

シリーズ3巻目。毎回残虐な場面はキツイと思いながらも、ミステリーの精度と読みやすいテンポのよさ、マヤと代官様と浜田の掛け合いが楽しくて読みたくなってしまう。今回は、代官山と神童キリコの視点が交互に切り替わり、現在の殺人事件と、マヤのルーツを辿る中学時代の事件が徐々に絡み合あって一つの線に繋がっていくのだが、緊迫感もあり十分に読み応えのある作品だった。なんとなく予想ができる真相だったけれど、マヤが刑事になった理由や猟奇的趣味をもちはじめたきっかけがきちんと描かれていたところも興味深かった。(iBooks)

2015/03/21

猿吉君

ドS刑事3作目、常に前作を上回るマヤさんのサイコぶりについていけないのに読んでしまいます。①ついに禁断の領域に入ってしまった殺人趣味、おぞましくてページめくるのが遅くなります。②浜田刑事に対してはもう犯罪の域に入ってます、アレ許して良いの?③結末がかなり疑問、大量殺人の犯罪者にあの措置??もはやブラックギャグ小説。④炎上を狙っている小説なのかもと思いました。点数75/100→文句が多い割に読んでしまうのは主人公の代官山さんの推理が面白いから。マヤさんについては猟奇刑事と名前変えた方がいいと思います。

2022/09/01

シ也

シリーズも三冊目。毎回思うが、この主人公である刑事・黒井マヤは“ドS”というより“死体フェチ”なグロ趣味があるお姉さんだ... と(だって黒髪ロングですぜ。最高でっしゃろ?)。そういえば、篠川栞子しかり九条櫻子しかり。残念系年上お姉さんは必ずと言って良いほど黒髪ロングだ。うん。たまりませんな。冒頭、首だけが相次いで見つかるバラバラ殺人事件が発生する。しかしそれは余興で、本編ではスナッフフィルムを筆頭に映画「セブン」のような無理矢理飯食わす系の殺しや電気椅子、さらにはまぶた切除殺人が起こる。うん。最高だな

2015/11/29

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