公事宿事件書留帳 二十一 虹の見えた日 (幻冬舎時代小説文庫)
公事宿事件書留帳 二十一 虹の見えた日 (幻冬舎時代小説文庫) / 感想・レビュー
suzu
迷子の子供の話がたまらない。泣いてしまう。お父さんええひとや。つらい。
2021/03/09
qoop
シリーズ21冊目。スーパー浪人・菊太郎の突出ぶりは本作の肝だけれど、お清をどう扱うのかが気になる。周囲を落としてお清を上げる表題作は新展開ゆえのご祝儀と捉えるべきか、それとも今後も似たような展開になるのか(いわゆる少女らしい活躍をさせなかったのは作者の慧眼)。このままの流れで作品世界のパワーバランスを崩すということはさすがにないだろう。次巻以降どうなっていくのか、期待。
2015/07/05
まゆ子
★★★★☆ 割と好きな話が多かった。
2015/06/21
kinta
シリーズ21冊目。 ようやく時間が動いた感があります。 丁稚2人が大きくなり視点も変わり、そしてお清ちゃんが公事師になりたい、なんて言って来た。 大人が活躍する、から見守る立場へ。 大樹が倒れる、という言葉も出てきました。 いつ変わっていくのやら。 変わらない美しさと変る美しさが相反するものではないことを実証してくれているようです。
Masayoshi Arakawa
201509124 本書は京都二条城南の御池通りから姉小路や三条に走る大宮通りにある公事宿「鯉屋」の居候が民事を、主に解決するシリーズもの。京都の話がなつかしく、嬉しい。出てくる悪人は子悪人が殆どであんまりドキドキしないのも時には良い、だから読み続けてしまう。次作も単行本では上梓済みのよう、文庫化を待ってます!
2015/09/12
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