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昭和の犬 (幻冬舎文庫)

昭和の犬 (幻冬舎文庫)

昭和の犬 (幻冬舎文庫)

作家
姫野カオルコ
出版社
幻冬舎
発売日
2015-12-04
ISBN
9784344424203
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昭和の犬 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

直木賞】昭和の中期までは野良犬もいた。そんな時代に始まり、1950年代生まれの同世代の者にとっては著者の経験談かと思うような現実味のある話。最初は猫もいた。一昔前の世代と、犬の習性、行動に興味のある人にはお勧め。標題がまんま内容を表現していると感じた。犬嫌いだけど「近所の犬」も手に取りそうに...

2015/12/30

ふう

多分、誰にとっても自分の生きた時代が一番いい時代なのでしょうが、自分の子ども時代を振り返ると、あの頃は何て豊かだったのだろうと思うことがあります。お金と物以外のもの、自然だとか時間だとか緩やかさだとかがたくさんありました。イクが語ったように、『暗黒の時期ではなく、その後の希望の時代』。イクより8年早く生まれましたが、あゝ同じ時代を生きたのだなと、イクの歩いた道をなぞるように読みました。犬や猫だけでなく、出会った人たちすべてへを受け入れようとする思いの深さがいいなと思いました。表紙の犬の佇まいもいいですね。

2015/12/23

オリーブ子

家に落ちていたので(いや、夫が読んで置いていたので)読んでみる。 直木賞受賞時にBSで紹介されていたのを偶然見て、ずっと気になっていた作品。作風は男性の作家みたいと思った。恋愛要素がないのもあるけど、論理的な分析が男性っぽくて好感。 内容は私より少し年上、イクの半生。かたわらには犬たち、飼った事は無いけど昭和の飼い犬ってこんな感じ、分かる分かる。 ありふれた子供の頃の圧倒的な思い出、平凡な日常、毎日の幸せ。1億総中流的なノスタルジーには、安心感があるのかも。絵画『小さき祈り』が美しく、読後感がいい。

2016/08/06

優希

第150回直木賞受賞作。昭和の時代の少女。イクと、その近くにいた犬の物語でした。野犬のようだった犬から血統書つきの犬、散歩で出会った犬など、様々な犬たちが、時代によって関わり方を変えているのが印象的でした。傍にいつも犬がいる生活とはどんなものだろうと考えさせられます。貴重な日常の幸せを除いたような気分です。

2019/05/16

佐島楓@執筆中

その時代に居たことがないのに感じる郷愁。時代とともに変化する犬と人との関係。でも年齢を重ねて思い出すのは・・・。昭和は遠くなりにけり、失われた思い出も、いつか美しくなるのだろうか・・・。

2016/02/19

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