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心配しないで、モンスター (幻冬舎文庫)

心配しないで、モンスター (幻冬舎文庫)

心配しないで、モンスター (幻冬舎文庫)

作家
平安寿子
出版社
幻冬舎
発売日
2016-02-09
ISBN
9784344424357
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心配しないで、モンスター (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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ユウユウ

音楽聴きたくなる一冊。連作短編なので繋がりがあるのもクスリとさせられる。

2017/07/28

coco夏ko10角

9つの作品収録のリレー短編集。その頃の思い出が溢れてくる音楽があったり。どの主人公も前を向く場面が。

2016/10/21

のんちゃん

いろいろ躓いている人生だけど、いつも自分に寄り添う歌がある、そんな9人の人生をそのテーマソングと共に描いた短編集。平先生は私にとっては鉄板作家さんだ。理由ははっきりしなかったが、今回、書評家杉江松恋さんの解説で、分かった!平先生は「人生を面倒くさいものにしている心のもつれを文章で表す名手」だからだ。そんなお話が面白くないわけない。このもつれを解す仕掛けの妙の軽やかさ。人生捨てたもんじゃない!と思わせてくれる。大好きなお話ばかりだ。これからも平作品、追いかけますよ‼︎

2017/08/01

エドワード

歌は世につれ。流行歌は当時の自分にタイムスリップさせる起爆剤。街でふと耳に入ったとたん、脳内回路が作動してしまう、実に不思議なものだ。阿久悠さんの詞は70年代の歌う年表。「舟唄」「UFO」は地の文まで歌詞がはみ出して思わず歌っちゃう。サザンは80年代だなあ。バブル真っ盛りの元気を感じる。流行歌ではない、「夢路より」「夕星の歌」が出色の出来。歌が人生に与えるチカラを感じさせる。しかしよくまあ男は一目惚れしちゃうもんだネ。ついでに妄想しちゃうネ。さて私の心の歌は何だろう。たくさんありすぎてしぼりきれないや。

2016/07/08

こゆび

連作短編集。私には私を励ます歌がある。いつまでも同じままではいられない。少しずつ変わっていく自分に怯えたり落ち込んだりしながら、それでも進むための歌。明日へと向かって旗を振るように、弱気に負けそうな心に応援歌を掲げて。様々な歌が流れる物語から作者の声が聴こえた気がした。「あなたはあなた」、「だから心配しないで」。

2020/09/19

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