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日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫)

日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫)

日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫)

作家
澤田瞳子
出版社
幻冬舎
発売日
2016-06-10
ISBN
9784344424906
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日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫) / 感想・レビュー

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あさひ@WAKABA NO MIDORI TO...

全く期待せずに読んだのですが、正にビンゴ!読めばなるほどと思えるのですが、ちょっと見、地味なタイトルと装丁でかなり損している気がします。天智天皇の娘、持統天皇による新たな律令編纂の物語。なんともマイナーなイメージですが、新しい時代へ向けてひた走る人々の熱い思いから目が離せません。冲方丁の『天地明察』が好きな方ならきっと気に入っていただけるはず。五木寛之の『親鸞』を読んだとき以来の、久々に良いものを拾った感に満たされました♪

2018/11/24

巨峰

飛鳥時代から奈良時代へ。倭国から日本へ。大きな時代の変換期を、大宝律令の編纂を通して描いた歴史小説。天皇から、中央貴族、渡来人、地方豪族出身者、賤民階級者他多彩な登場人物を通して描く志高い作品と思う。

2018/02/16

のぶ

澤田さんは前に読んだ「若冲」が気に入ったので手に取った。時代は7世紀。大化の改新とかがあった時代で、自分は学生時代に、歴史の授業で知った程度の知識しかなく、危惧したが、大変分かりやすい物語で、一気に読むことができた。藤原京で唐と新羅の脅威にさらされていた讃良大王が、中央集権国家を確立するために奔走する話。大宝律令の編纂等、教科書に書いてあった史実が、魅力的な登場人物のもとに現代に蘇ったような印象を受けた。歴史小説にありがちな取っ付き難い言葉づかいもなく、とても読みやすく魅力的な一冊。

2017/02/23

レアル

文章的にはとても読み易いが、当時の仕官の役職等の説明が親切過ぎてなかなか物語に入り込めない部分もあった一方、天武から引き継ぐ持統を中心に新しい国づくり(律令)をこれ程分かり易く、かつそれを取り巻く環境を躍動感一杯に紡ぐ物語に、読む手が止まらず一気に読み切った。持統ほど描く作家さんによってイメージが変わる天皇もいないように思う。澤田氏の古代モノを興味深く読んだ。

2018/09/30

Book & Travel

舞台は7世紀の日本。死んだ兄に替わり都へ出仕する阿古志連廣手という若者を通し、律令作成に尽力する新益京(藤原京)の人々をいきいきと描いた物語。緻密というわけではないが、ダイナミックに展開されるストーリーに引き込まれる。亡き夫・大海人が目指した法に基づく中央集権国家の建設に奮闘する讚良(持統天皇)、大きな器量で讚良を支える葛野王、讚良の味方に付きつつ不気味に力を伸ばす藤原不比等、滅びた百済から亡命し倭の発展に力を尽くす有能な渡来人たち。古代の人々の国家建設に賭ける熱い思いに、力を貰えるような作品だった。

2018/11/07

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