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キャロリング (幻冬舎文庫)

キャロリング (幻冬舎文庫)

キャロリング (幻冬舎文庫)

作家
有川浩
出版社
幻冬舎
発売日
2017-12-06
ISBN
9784344426719
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キャロリング (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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さてさて

クリスマスだから単純に強引なハッピーエンドとするのではなく『子供だましにしなかった』という有川さんらしくよく考えられた結末。それ故に、どこかほろ苦さの残る、それでいてほんのりとしたぬくもりの残る、そしてクリスマスの聖なる夜にふっと余韻の残る、おだやかな気持ちになれる読後感。登場人物たちの未来にやがて訪れるであろう確かな幸せが垣間見れた、そんな作品でした。

2021/01/19

カメ吉

有川浩さんの作品はやっぱりハズれがないなぁ~。って改めて感じる作品でした。特に登場人物がみんな魅力的に描かれていて引き込まれます。そして物語の随所に心に響く台詞があってヤラレてしまいました。 大和と柊子の関係も凄く良かった。 かなりハードな事件もあったけど、どこかフンワリとした雰囲気のなかで読めて感動もしっかりさせられた本当にいい作品でした!

2017/12/27

mae.dat

ワニに見えるネコの絵ってどんなのなんなのでしょうね( ໊๑˃̶͈⌔˂̶͈)。本編と関係の薄い事が気になってしまいましたが、映像化されている様ですね。そこでは描かれているのでしょうか? 後で親子の間で抱える軋轢みたいなものが効いてくるのは分かるのですけど、最初はその説明等を読むのに苦戦気味となってね。中々進まずにいました。でもね、闇金の赤木等が語られるターンを含む様になったらストーリーが加速しましてね。中程からは一気読みでした。最後は各々抱えていた問題を終息させてね。どうなったかは読んでのお楽しみですが。

2023/03/29

どんふぁん

2018年12月30日読了。本当はクリスマスに読了するのが目標だったけれど、気がつきゃ年末でした。そうこれは最後がクリスマスの話なのです。なので、今後読む方にはクリスマス前から呼んで欲しいです。プロローグと設定がかけ離れていたのでどうまとまるのかな?と思ってたけど、有川浩さんらしく、そこまで悪い人は出てこず、花の話は抜かりなく、最後はハッピーエンドでした。いい話だったなぁ。大和くんいいなぁ、男前でした。

2018/12/30

カブ

読み終わってたくさんのレビューを読んで、辛口な物が多いので先に読まなくてよかったと思いました。読み始めて、今回はハードボイルド?なんて思いましたが、小学生らしくない航平くんの登場でハートフルなお話となりました。倒産間近の子供服メーカーの朝礼での「それでは皆さん、今日も腐らずいじけず頑張りましょう」に共感してしまいました。

2017/12/29

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