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世界の半分を怒らせる (幻冬舎文庫)

世界の半分を怒らせる (幻冬舎文庫)

世界の半分を怒らせる (幻冬舎文庫)

作家
押井守
出版社
幻冬舎
発売日
2017-12-06
ISBN
9784344426740
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世界の半分を怒らせる (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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Hatann

映画監督である押井守がメルマガ形式にて連載した時事放言を一冊の本に纏めたもの。メルマガ自体は2018年8月に諸般の事情により終了したとの由。その放言に真実らしきものを垣間見ることができるのは、メディアやインターネットのニュースを鵜呑みにすることなく、自分で順番通りに物事を考えるというカマエに共感できるからであろう。様々な膝を打つメッセージが打ち出されるが「どこの国でも政権の本質は軍との闘争」との喝破に唸る。中国についての語りからの引用であるが、米国その他の国に加え、戦前の日本なども典型的なサンプルである。

2022/01/19

やまねっと

多分世界の半分も怒っていないと思うよ。思っていたより悪いことは言っていない。ちょっと他人と比べるのは違うと思う。でも、この人に従っても世の中は良くならない。 ものごとは順序だてて考える。そらそうだ。でも、そこがあまりできていない人がいるのも確かだ。 テレビも新聞も読んでいないのに時事ネタ語れるってすごいと思った。 案外ミーハーなのかも。それはないか。

2023/02/01

nano

「タダ」というものでも、「時間」、「情報」という大切な対価を支払っていること、人は好きな事でしか努力できないようにできていること、現実が虚構より面白いと言い得るためには、それなりの教養や知的研鑽(ちてきけんさん)というものが必要であり、誰でもいつでもどこでも面白いというわけにはいかないということがわかった。 ああ、知的研鑽…。自分は、常々、映画ロードオブザリングの原作、「指輪物語」を読みたいと思っているので、いつか(近いうちに)絶対読もうと思った。以上!

2020/05/15

アジアの関係図、国際問題を少々分かった気になれた。「農本至上主義への傾倒は危ない」「いかなる分野においても、初代は存在自体がテーマ」らは同感。『負けるべくして負けるゲームをいかに受け止めるか、必勝なんてのは、もちろんテーマたり得ません。アナウンサーや解説者が絶叫する「負けられない一戦」なんてのも、もちろんダメに決まっています。〜試合以前の準備段階で明快に示され、実現されるものをテーマと呼ぶのです。』これは響いた。勝ちは目標より結果論。個々のプレイヤーによるテーマだけのチーム、成功しづらそう

2023/03/10

ゼルミナ

小生、押井信者につき。

2020/06/18

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