読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

ツバキ文具店 (幻冬舎文庫)

ツバキ文具店 (幻冬舎文庫)

ツバキ文具店 (幻冬舎文庫)

作家
小川糸
出版社
幻冬舎
発売日
2018-08-03
ISBN
9784344427617
amazonで購入する

ツバキ文具店 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

SJW

久々に号泣してしまった。育ててくれた祖母が鎌倉で営んでいた文具店と代書屋を継いで、手紙などの代書を請け負う鳩子。思いもよらない依頼が舞い込んできて、苦労しながら代書していくと依頼者の気持ちに寄り添えるようになっていくと同時に折り合いが悪かった祖母への思いに気がついていく。周りの優しい人達に囲まれて、四季折々の美しい鎌倉の情景と共に描かれる鳩子の生活に引き込まれてしまった。司祭家族が住んでいる場所とツバキ文具店は近いので読んでもらおう。

2018/12/07

hitomi.s

この本を買って帰ったら、同じ本買ったばかりと言われた。またか。あー。またかー。悔しいような、でも悪い気はしないような。 お話は、喋々喃々の雰囲気。季節や生活への丁寧さとか、地域の中で暮らしている毎日が書かれているからかな。私もポッポちゃんに手紙お願いしたい。一人では、荷が重いからなー。

2018/10/25

エドワード

鎌倉に住む、ツバキ文具店の鳩子は代書屋だ。噂を聞いて、客がやって来る。離婚の通知、昔好きだった人への手紙、借金の断り、絶縁状。手紙の実物が美しい。こんな手紙が書けたらなあ。Eメールの無い頃、私はよく葉書や手紙を書いた。紙を選び、筆記用具を選び、切手を選ぶ。縦書きか横書きか。郵便には、モノの持つ情感が無限の選択肢として広がっていた。今は無いその楽しさを、この本は思い出させてくれる。手紙のしきたりの傍らに、夏越祓や七草爪など、鎌倉の四季としきたりも描かれる。面倒くさいことの楽しさは殆ど絶滅危惧種、懐かしい。

2018/08/22

本読みたぬき

鎌倉で一人文具店&手紙の代筆屋を営む20代後半の鳩子のもとには、今日もさまざまな人からの依頼が舞い込む…。現代を舞台にしながら、手書きの手紙のアナログな温かさで包み込むお話。手紙の良さを認識させられるとともに、家族の絆とその難しさ、そして他人とのゆるい絆の優しさにも共感させられました。

2019/01/17

kanegon69@凍結中

小川糸さんの優しくて繊細な表現が物語全体を覆っていた気がします。代書屋と言う馴染みのない仕事に興味津々でもありました。他人に代わり手紙をしたためるビジネス、最初は疑問でしだが、なるほど実に様々な事情があるんだなと腹落ちしたのと、主人公の徹底したプロフェッショナル・マインドに感心しきり。筆記具から紙の種類、文面、トーンをあんなにも使い分けるのに驚愕した。季節や鎌倉の情景描写が美しく、主人公と先代の確執、周りの人々との心の交流など人間関係も優しく溶けていくような温かい心理描写に心を掴まれる。素敵な小説でした。

2020/07/27

感想・レビューをもっと見る