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「芸」と「能」 (幻冬舎文庫)

「芸」と「能」 (幻冬舎文庫)

「芸」と「能」 (幻冬舎文庫)

作家
清水ミチコ
酒井順子
出版社
幻冬舎
発売日
2018-08-03
ISBN
9784344427648
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「芸」と「能」 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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瀧ながれ

もっとガッツリと掛け合いや絡みがあるような二人エッセイかと思ったら、それほどではなくて、うすーく同じテーマをなぞりながらそれぞれに語る感じ。でも清水ミチコの舞台を見る酒井氏や、酒井順子の著作を読む清水氏の感想が書かれたりもあって、二人の距離を興味深く読んだ。表現方法は異なるが、「ウケたい」=「受け入れられたい」がための表現であるところの「芸」。いろんなものを吸収したからこそ、これほどの「芸」を現すことができるのだと、笑いながらしみじみ感じ入った。清水ミチコ氏のプライベートを垣間見れたのは、貴重な気がする。

2018/10/24

阿部義彦

幻冬舎文庫より、酒井順子さんと清水ミチコさんとのリレーエッセイです。このお二人の少し突き放し気味のものの味方、共通する所ありますね。清水ミチコさんが酒井さんの文庫「金閣寺の燃やし方」に感銘を受けたと書いてあり、この本私も気になって読みたい本リストに登録してました。私としても是非何とかしてでも読みたいと思いました。酒井さんは演歌(八代亜紀等)に目覚めたといってましたが、そこだけは私と異なる感性です。ロック第一で演歌など一生聴きたくはないdeath!

2018/08/21

えつ

大好きな酒井順子さんと清水ミチコさんの往復書簡的エッセイ。2人とも天才。言葉の紡ぎ方が好きすぎる。久しぶりに“佐村河内”の名前見たわ…もうさ、この2人面白すぎるんだよ。ただ、もう少し2人の掛け合いがあるのかな〜って思ってたから少なくて残念。でも、面白いから読めて良かった〜!元々大好きな2人だけど、より好きになった。至福の時だった〜。

2024/01/25

anken99

最近凝りまくっている酒井順子さんが、これまた異彩のモノマネ女王の座に長く君臨し続ける清水ミチコさんと、週代わりで書簡を交わし合ったエッセイ集。「芸と能」のタイトルどおり、「芸と能」を持つ二人がさまざまな事象を独特の視点からとらえていく。1回が5ページ程度で、手すきにだらだらと読み進めていくにはぴったりの内容だった。それにしても、清水ミチコさんのファンには、「芸」ならぬ「ゲイ」が多いというのは知らなかった。これも「能」。持って生まれた「才能」なんだろう。

2021/05/24

uran

清水ミチコさんは、三谷幸喜さんとの対談を読んだかな。酒井順子さんは初読み。おふたりともテンポが良くスイスイ読み進められました。特に紅白のお話は画像が蘇ってきました。いつか清水さんのステージを見に行きたいな。光浦さんの解説もありお得な一冊でした。

2018/09/11

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