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二千回の殺人 (幻冬舎文庫)

二千回の殺人 (幻冬舎文庫)

二千回の殺人 (幻冬舎文庫)

作家
石持浅海
出版社
幻冬舎
発売日
2018-10-10
ISBN
9784344427884
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二千回の殺人 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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W-G

なんかインパクトあるタイトルに惹かれて読んでみた。細部の粗を突っ込み出したらキリがないものの、勢いがあって、あっという間に読めた。嫌いではない。この長さなら、もう少し二転三転欲しかった、というのがあるが。五人委員会が凄腕頭脳集団っぽく描かれているものの、エスカレーター脇の紙袋や、いつ変な方向に液が跳ねてくるかわかったもんじゃない百均の醤油差しなど、地味に実行犯にとってリスキーな計画だなと一人でクスッとした。私が実行役なら、断固却下して、もう少し真砂目に考えさせる。トンデモ動機は作者の個性。

2018/12/01

momi

残忍非道!史上最悪のテロリスト!!臨場感あり!パニックです!!もう止まらない!!厚みのある文庫で手がだるくなりながらも(笑)最後までグイグイ読ませてくれます!!2000人殺害を目標に掲げ殺戮をくりかえす「百代」大切な人を失った悲しみを一番知ってるテロリスト…それなのに何故?!走り回って2000人をたった一人で殺す?!この展開面白いッ!!スピード感ありでドキドキハラハラしました!!犯人がそこまでする動機が私にはさっぱり理解できません!冷静に行動し着々と殺していく姿が不気味で恐怖を感じます「凪の司祭」改題

2018/10/16

rio

不可抗力の事故で恋人を失った百代は、復讐のために汐留の商業施設で無差別殺人を実行するパニックホラー。全体的にとんでも設定で、所々無茶な部分もあり現実味は薄めですが、スピード感と勢いのある展開にすらすら読めました。来館者のパニックの様子や群衆心理の描き方は上手いと思います。主犯の百代より五人委員会の立ち位置や責任感の希薄さに腹立ちますが、それでこそのこの展開だったかと思うと納得できます。この事件によって結果的に少しでも救われた人がいることを願うばかりです。

2018/12/24

トラシショウ。

「よし。これでいい。全て終わった。そして、全て上手くいった。(中略)そう。自分は幸せだ」。積読消化。恋人を不慮の事故で失った篠崎百代。ふとした事からその「真相」を知った彼女は、勤務先の喫茶店常連が結成した「五人委員会」による間接的な指導の元、巨大ショッピングモール・アルバ汐留での大量虐殺テロに臨む。一方、彼女を遠くから見守る予定だった五人委員会は、その内一人が死んだ事を知る。彼を殺したのは誰か、二千人を一度に、ではなく一人ずつ二千回殺害する、篠崎百代のこの奇想天外な犯行は成功するのか(以下コメ欄に余談)。

2020/02/09

left7

石持さんらしさとらしくなさの同居した作品でした。犯行の動機についてなかなか共感しづらいのはいつも通りでしたが、謎解き要素はなくパニックサスペンスになっていたのは石持さんの作品ではかなり珍しかったです。随所に垣間見える登場人物たちの頭の良さもいつも通りでしたし、このページ数を飽きることなく読ませる石持さんのリーダビリティーはさすがでかなり面白かったですが、落ち着いたらコンゲーム的な石持さんの作品もまた読みたいです。

2019/08/23

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