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告白の余白 (幻冬舎文庫)

告白の余白 (幻冬舎文庫)

告白の余白 (幻冬舎文庫)

作家
下村敦史
出版社
幻冬舎
発売日
2018-12-06
ISBN
9784344428072
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あらすじ

高知で農家を手伝う北嶋英二の双子の兄が自殺した。「農地を祇園京福堂の清水京子に譲る」と書かれた遺書を持ち英二は京子を訪ねるが、彼を兄と間違い〝失踪した恋人〟との再会を喜ぶ姿に真実を伝えられない。ところが翌日、京子と職人の密会が発覚。京子は兄を愛していたのかそれとも――。ここは腹黒の街。美しき京女の正体を〝よそさん〟は暴けるか。

告白の余白 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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kei@名古屋

ミステリー色はあるものの、2時間ドラマの香りもします。もちろん京都を舞台の2時間もの。突然帰郷した双子の兄が父に土地を生前贈与で譲ってくれと頼みこむ、そしてその土地を見知らぬ女性へと譲ってくれと遺言を残し亡くなる。弟はその真相を探るべく、兄が最後に訪れたと思われる京都へと向かう。果たして兄は京都でどう生きていたのか?謎の女性は果たして。。。

2019/01/14

なっち

いやいや、その設定は無理があるだろ~土佐弁も京都弁も読みづらく、時代も昭和の話?と思いきやスマホとか出てくるし、なんだかんだと気になる部分ばかりで全く肝心の謎に心動かされない。京都という土地が、伝統と歴史を重んじる場所ということはわかるけど、そんな腹の探り合いばかりしているのがホントならそれこそ『京都ぎらい』にもなるわ。

2019/03/21

M.R

英二が自殺した兄の真相を探るべく京都に向かう今作。著者は作品の舞台が実に多種多様だが、地に足をつけて書いてくれるので、読む側も安心して読める。今作も京都の描写がしっかりしつつ、京言葉が多い会話も無理なく読める。本音を隠し機微を読む必要がある京言葉自体は面白いが、物語としては謎があまり深まらず淡々と進む。また、京言葉の機微を強調しようとし過ぎて英二の行動、発言に粗さが目立つ。その為、著者お得意の一つの違いから世界を反転させる手口が過去作程でないと感じた。それでも、一歩踏み込み怖さを感じるラストは良かった。

2019/02/19

樋口佳之

後味の悪さと言う意味でイヤミスに分類されのでしょうか。でも京都の魅力を底の方で支えているのはこのお話が語る京都人の有り様のようにも思いました。そこが無いとテーマパークになってしまうのでは。

2019/02/16

孤独な読書人

京都の女性の怖さというよりも女性の真意を見抜くことの難しさを感じた。男はいつまでたっても女性の気持ちを読み解けないものなのかもしれない。

2019/01/13

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