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リメンバー (幻冬舎文庫)

リメンバー (幻冬舎文庫)

リメンバー (幻冬舎文庫)

作家
五十嵐貴久
出版社
幻冬舎
発売日
2019-12-05
ISBN
9784344429178
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「リメンバー (幻冬舎文庫)」のおすすめレビュー

邪悪で残忍な殺意がまさか感染!? ドラマで話題「リカ」シリーズのおぞましい最新作が解禁

『リメンバー』(五十嵐貴久/幻冬舎) 「私と一緒にいるの幸せでしょ?」――2019年の秋ドラマ「リカ」は、この謳い文句と高岡早紀さんの怪演で作中の登場人物だけでなく、実際に多くの視聴者を震撼させた。原作は五十嵐貴久氏が手がけた人気ホラーサスペンス小説「リカ」シリーズ(幻冬舎)。同シリーズにはドラマ化された『リカ』と『リハーサル』以外にも『リターン』や『リバース』といった作品が刊行されており、どの巻にもリカという“美しい怪物”の恐ろしさが惜しみなく描かれている。    そして、シリーズ最新作となる『リメンバー』(幻冬舎)も期待を裏切らない。いや、むしろ予想を超える結末に読者は「あぁ、これがフィクションでよかった…」と安堵するだろう。

■“あの女”は身近にいる――純粋な殺意は伝染するのか?

 すべての恐怖は、ある警察官が巡回中に川に向かって“何か”を捨てている女を発見したことから始まる。はじめはゴミの不法投棄かと思われたが、袋の中身はなんと人間のバラバラ死体。被害者となった滝本実は頭部、両腕、両足、胴体の6つのパーツに解体されていた。

 その場で現行犯逮捕…

2019/12/29

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リメンバー (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

怖かった。その恐怖はどこのページをめくってもリカの気配が感じられるからだ。ハッキリとそこに居るわけではないのだが空気のようにリカの狂気が漂っているのだ。あの女は果たして生きているのか、死んでいるのか。。。「リターン」では頭部に6発の銃弾を食らったというのに読者はリカの死を確信することが出来ずにいるのだ。まるで生きていて命令しているように心理感染したまさかの犯人。彼女もまたリカに絡めとられた被害者だった。

2019/12/08

ウッディ

バラバラ死体を川に捨てていた女が現行犯逮捕され、20年前の雨宮リカ事件とそっくりであることから精神科医の立原教授が精神鑑定を行うが、その周囲で次々と殺人事件が起こる。久々に背筋がゾクゾクするような物語でした。残忍な犯行手口、突如発揮する異常な能力と異臭など、死んだはずのリカは生きていたのか、それとも心理感染なのか?話し言葉が支離滅裂になり、「ひらがな」が増えていく、そして起こる破滅的な結末が怖かった。まだまだりかがぞうしょくしそうなよかんもありこわいものみたさでこのしりーずからめがはなせません。

2020/11/12

nanako

なんだか、もはや貞子とか冨江みたいになってきました…。 でも、このシリーズ、どうなっていくの?って思ってましたが、確かにこの展開はありですよね。「リカ」のあの子が…。

2019/12/29

JKD

やはり序盤から強烈なインパクト。そしてやっぱり酸鼻なストーリー。リカという名前が出るたびにドキッとする。ちょっとしたどんでん返しは想定外とはいえ、モヤモヤが晴れて納得しましたが、最後に残ったのは邪悪な不気味さと戦慄だけでした。

2019/12/15

しんごろ

今、世間では新型コロナが流行しているが、それ以前にひっそりと感染する病気があった。その名は“リカウイルス心理感染”…ヒーッ!人の心に潜んでいるウイルスなのだ。感染した時の爆発力はとにかく凄い。残念ながら新型コロナ同様にワクチンはない。そして、重度のリカウイルス心理感染している男がいた。その名は五十嵐貴久…ヒーッ!怖いよ~!だからシリーズ5作も出しやがるのか。しかも怖くないとみせかけてのラストのとんでもないエグさ…ギャー!気持ち悪いよ~。彼は治ることはないだろう。なぜなら、続編を出そうとしている。ヒーッ!

2020/08/18

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