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料理通異聞 (幻冬舎時代小説文庫)

料理通異聞 (幻冬舎時代小説文庫)

料理通異聞 (幻冬舎時代小説文庫)

作家
松井今朝子
出版社
幻冬舎
発売日
2019-12-05
ISBN
9784344429345
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料理通異聞 (幻冬舎時代小説文庫) / 感想・レビュー

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nyanlay

八百善の店の名前は他の時代小説で見るけど、どちらかと言うと金持ち相手の庶民には縁がない店、と言う書かれ方が多いと思う。店の成り立ちやらやはりそれぞれ物語があるんですね。

2020/04/23

陽ちゃん

時代物によく出てくる「八百善」ですが、最初から高級料理店としてスタートしたのではなく、精進料理のお店が元だったのは知りませんでした。その精進料理店を、高級料理店の代名詞とも言える「八百善」に大きくした善四郎が主人公ですが、人を惹き付けるものを持っていたようで、彼に手を貸す人たちの顔ぶれが、酒井抱一・太田南畝・谷文晁・渡辺崋山といった豪華メンバーで驚きました。彼が多くの人と交流し、店を大きくできたのは、妻のお栄さんがどっしり家を守っていてくれたからでしょうね。

2020/09/02

備忘録

舞台は江戸時代後期。実在した料理茶屋、八百善の実質的な創業者とみられる、四代目善四郎の生涯を描いた大河小説……にしてグルメ小説。歴史のうねりに翻弄されながらも、懸命に生きる善四郎の一代記はもちろん読み応えがあるのですが、それと同じくらい出てくる料理の描写が凄い。読んでいるだけでお腹が空いてきます。魚介類と野菜が中心のさっぱりとしたメニューが多いのに、工夫次第でこんなに美味しそうになるんだ、と感心させられました。時代がかった単語が多い上に振り仮名も少ないので、読むのに手間取るのがネックかな?

2020/10/30

Jun Yamanoue

単行本で発売された時から気になっていた一冊。 松井今朝子さんと言えば、歌舞伎や落語の芸事や、花街の物語のイメージが、今回は料理屋の話。意外?と思ったけれど、ご本人が京都の老舗割烹のお嬢さんと知り、なるほどなと。 物語は江戸時代に実在した料理屋・八百善が、天下一の料理屋と言われるようになるまでの四代目・善四郎の一生を描いている。 ただただお人好しで、困った人を放っておけないような善四郎が商売で成功した秘訣は何なのか?そこがテーマの物語では無いけれど、なんだか考えさせられるお話でした。

2020/01/15

小寅

最初の「出会は甘露にして」は今のコロナの時勢にも通ずるなぁと。 主人公の育ての父親の心意気がステキで見習いたくなる。 そして、谷文晁や酒井抱一などの歴史上の人物も多く登場して、江戸を文化も思いもよらず知れたのも大きい。

2020/06/04

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