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日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない (幻冬舎文庫)

日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない (幻冬舎文庫)

日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない (幻冬舎文庫)

作家
湯山玲子
二村ヒトシ
出版社
幻冬舎
発売日
2020-02-06
ISBN
9784344429550
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日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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金城 雅大(きんじょう まさひろ)

来月の猫町UGオンライン読書会を前に(単行本から数えると)4度目の読了。 やっぱり良い本だなぁ。既婚女性の友人にもぜひ読んでもらいたい。

2020/05/28

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

再読。「立場と経験が読書の没入体験をより深くする」の典型のような読書体験だった。 今まさに渦中にいる身にぶっ刺さりまくる金言が目白押し。

2023/01/18

hoco

二村さんと信田さよ子さんとの対談がとても面白かったので、湯山玲子さんとの対談もおもしろそう、と手に取った一冊。期待を裏切らないおもしろさ。予定調和に終わらないからおもしろいんでしょうね。お二人とも、「ここに着地するとは」という意外性があったのでは。読んでいるこちらもスリリングで楽しめました。湯山さんの論は、男性からすると極論に見えたり、決めつけられて苛立つかもしれません。私としては、今までモヤモヤしていたものの正体をスパッと言い当てられて、快感すら覚えました。読み返したい一冊です。

2022/10/10

アイロニカ

こういう本が“性事学”なのかな、と。セックスに向かう昂り≒発情は、言うなれば文化的な物語による助走である。世俗的に言えば“幸せな恋愛結婚”に至るセックスであろうか。そして現代ではそのシステムが危険で面倒なものとして忌避されつつある。侮辱と被虐、支配と従属が性欲のスイッチとなってきた背景があり、それが遊びの空間に止まらず自己や関係を縛るとメンヘラになってしまう。男による萌えが軽蔑的な支配欲ではなく「憧れと性欲」の混じった敬意ある欲望という解釈にはなるほどと思いつつ、ちょっと都合良くはないかと懐疑的にもなる。

2020/05/06

たろーたん

『欲望会議』が好きで、二村ヒトシの本を手に取ってみたが、この対談はちょっと微妙だった。千葉雅也や宮台真司が入っていないため、会話に学問的な締まりがなく、「私はさ、こう思ってるんだよね~」「男ってさ~」の井戸端会議感をかなり感じた(特に後半になればなるほどその傾向が強い)。あと、二村ヒトシの方はまだ彼の独自のセックス観があったが、湯山玲子の方はネットでよく見るミサンドリーなセックス観(「男は単純、女は複雑」「馬鹿な男とそれを俯瞰して見れる私」みたいな感じ)が言葉の端々に出てきて、読んでいてモヤッとした。

2023/04/30

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